SBK(スーパーバイク世界選手権)第5戦チェコラウンドは、チェコのアウトドローモ・モストで2日目のレース1が開催された。
SBKレース1
SBKのレース1は22周の予定でスタートを切ったが、1周目の13コーナーでダニロ・ペトルッチ(BMW)が激しく転倒。赤旗中断となり、周回数を1周減算の21周として、気温14度、路面温度26度のコンディションで争われた。
ポールポジションのニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がレースをリード、ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が2番手、イケル・レクオナ(ドゥカティ)が3番手で続く。
4周目にレクオナがモンテッラを交わして2番手に浮上すると、トップ争いはブレガとレクオナの一騎打ちとなる。モンテッラは遅れ、単独3番手をキープする。
テールtoノーズの戦いとなったトップ争いは、14周目までブレガがリードするが、15周目の1コーナー進入でレクオナがトップに浮上する。レクオナは4周にわたってトップをキープしたが、残り3周となった19周目の1コーナーでブレガが再びトップを奪取。レクオナも食い下がったが、ブレガが最後は逃げ切り、今シーズン負けなしの13勝目を記録した。
レクオナは1秒330差の2位に入賞し、4戦10レース連続でドゥカティがワンツーフィニッシュを達成。モンテッラは単独3番手で走り切り、ドゥカティが表彰台を独占した。
4位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)が入賞。0秒474差の5位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)が続いた。
6位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)、7位にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)、8位にアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が入賞。アルベルト・スーラ(ドゥカティ)は4周目の16コーナーで4番手を争っていたサム・ロウズ(ドゥカティ)と接触、サム・ロウズが転倒リタイアに終わり、スーラは危険ライディングでロングラップペナルティを科されて9位入賞となった。10位にステファノ・マンジ(ヤマハ)が入賞。
タラン・マッケンジー(ドゥカティ)が11位、チャビ・ビエルへ(ヤマハ)が12位、トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が13位、マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)が14位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が15位に入賞。
バハティン・ソフォグル(ヤマハ)は16位、ソムキャット・チャントラ(ホンダ)は17位、マッティア・ラト(ヤマハ)は18位でチェッカーを受け、國井勇輝(ホンダ)は最終ラップにマシントラブルでリタイアとなった。
SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温15度、路面温度31度のドライコンディションの下、19周で争われた。
ルーカス・マヒアス(ヤマハ)が好スタートでトップに立つが、2周目にはジャン・オンジュ(ヤマハ)がトップに浮上。序盤はアルベルト・アレナス(ヤマハ)、ロベルト・ガルシア(ヤマハ)のヤマハ勢がトップ争いを繰り広げる。
レース中盤の8周目に、FPでのスロー走行で3グリッド降格の6番グリッドからスタートしたバレンティン・デビス(ZXMOTO)がトップ争いに追いつくと、一気にトップに浮上。その後、デビスとオンジュが接戦のバトルを繰り広げながら周回を重ねるが、最終ラップにデビスが引き離してトップでチェッカーを受け、今シーズン4勝目を記録した。
0秒639差の2位にオンジュが続き、アルベルト・アレナス(ヤマハ)が3位に入賞。岡本裕生(ヤマハ)は19位でチェッカーを受けた。
SPBレース1
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース1は気温15度、路面温度27度のドライコンディションの下、12周で争われた。
序盤から大きな集団でトップ争いが展開され、最終ラップまで約1秒の間に8人のライダーひしめき合う接戦となり、マッテオ・バヌッチ(アプリリア)が接戦を制して優勝した。僅差の2位にジェフリー・ブイス(スズキ)、3位にダビド・サルバドール(カワサキ)が入賞した。
SBK第5戦チェコ SBK決勝レース1 リザルト(21周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 31分55秒741 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 1秒330 |
| 3 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 11秒222 |
| 4 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 14秒094 |
| 5 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 14秒568 |
| 6 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 15秒168 |
| 7 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 22秒584 |
| 8 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 23秒957 |
| 9 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 25秒637 |
| 10 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 27秒500 |
| 11 | タラン・マッケンジー(ドゥカティ) | 28秒349 |
| 12 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 28秒378 |
| 13 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 28秒387 |
| 14 | マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) | 31秒510 |
| 15 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 31秒516 |
| 16 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 39秒309 |
| 17 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 47秒932 |
| 18 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 48秒660 |
| RET | 國井勇輝(ホンダ) | 1周差 |
| RET | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 18周差 |
| RET | ダニロ・ペトルッチ(BMW) |