MotoGP第13戦アラゴンMotoGPクラス1日目、フリー走行1とプラクティスが、スペイン北東部、アルカニス近郊にあるモーターランド・アラゴンで開催された。トップ3のタイム差は0.038秒という激しい争いを制してマルコ・ベゼッキ(アプリリア)がコースレコードでトップタイムとなった。2番手はアレックス・マルケス(ドゥカティ)。マルク・マルケス(ドゥカティ)が3番手。7戦ぶりにケガから復帰したヨハン・ザルコ(ホンダ)がトップ10に入った。小椋藍(アプリリア)はトレーニング中に左手にケガをし、今大会は欠場する。
日本時間午後5時45分(現地時間午前10時45分)から45分間行なわれたフリー走行1は、気温22度、路面温度37度、湿度45%、薄っすら雲はあるものの晴れ渡ったドライコンディション。このセッションでは、マルク・マルケスが1分47秒532を記録し、得意の反時計回りのアラゴンでトップタイムだった。2番手は前戦イギリスGP優勝のラウル・フェルナンデス(アプリリア)で1分47秒567。ベゼッキは1分47秒753を記録して3番手。日本メーカーでは、ジャック・ミラー(ヤマハ)が1分48秒299をマークし6番手。ホンダ勢トップはケガから復帰したばかりのザルコが1分48秒649で11番手だった。
日本時間午後10時(現地時間午後3時)から1時間で開催されたプラクティスは、気温25度、路面温度49度、湿度33%、引き続き晴れ間の広がるドライコンディション。風速10km/hを超える風が吹くときはあった。午前のフリー走行1でザルコが好走したため、ザルコの状態次第では再び代役参戦の予定があったカル・クラッチローが現地コメンテイターとして中継に参加した。
クラッチローは2年ぶりのMotoGP参戦で2年前と変わったことを聞かれると、ファンとしてはイベントなどでエンターテイメントとして素晴らしくなっていると思うと語った。ライダーとしての正直な意見は、悪夢と表現し、2年前に比べるとチームで過ごせる時間が減り、本当に大変だと語っていた。
前半は前後ミディアムタイヤで調整するライダーも多かったが、残り15分を切ると前ミディアム後ソフトタイヤでタイムアタックが始まった。その中で、最初の1分45秒台となる1分45秒909をマークしたのは来期VR46への移籍が決まったフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)だった。
その後、ベゼッキが一度トップタイムを記録、更に残り10分を切るとマルク・マルケスが17周目に1分45秒493で自身が昨年樹立したコースレコードを塗り替えた。しかし、最後は21周目にベゼッキが1分45秒455をマーク、マルク・マルケスと僅か0.038秒差でトップタイムとなった。2番手には21周目に1分45秒465でベゼッキに0.010秒差まで迫ったアレックス・マルケスが入った。マルク・マルケスは最終的に3番手。
7番手までアプリリア勢、ドゥカティ勢が続き、KTM勢トップでペドロ・アコスタ(KTM)が8番手に入った。監督のルーチョ・チェッキネロによると、戻って来たからにはトップポジション争いをするとチームで話していたヨハン・ザルコ(ホンダ)が最終21周目に1分46秒298を記録して10番手に入り、Q2スタートを決めた。
明日は日本時間午後5時10分(現地時間午前10時10分)からフリー走行2が30分行なわれた後、続けて日本時間午後5時50分(現地時間午前10時50分)から予選Q1が15分間で開催される。Q1には、今日のプラクティスの11番手以下のライダーが参戦する。Q1の上位2名とプラクティスでトップ10のライダーが日本時間午後6時15分(現地時間午前11時15分)からの予選Q2へ参戦できる。
日本時間午後10時(現地時間午後3時)からは、11周で開催されるスプリントも始まる。


| MotoGP第13戦アラゴンMotoGPプラクティス | ||||
|---|---|---|---|---|
| 順位 | ライダー | 車両 | タイム | セッション |
| 1 | マルコ・ベゼッキ | アプリリア | 1分45秒455 | P |
| 2 | アレックス・マルケス | ドゥカティ | 1分45秒465 | P |
| 3 | マルク・マルケス | ドゥカティ | 1分45秒493 | P |
| 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ドゥカティ | 1分45秒745 | P |
| 5 | フェルミン・アルデゲール | ドゥカティ | 1分45秒895 | P |
| 6 | ラウル・フェルナンデス | アプリリア | 1分45秒959 | P |
| 7 | ホルヘ・マルティン | アプリリア | 1分46秒027 | P |
| 8 | ペドロ・アコスタ | KTM | 1分46秒064 | P |
| 9 | フランコ・モルビデリ | ドゥカティ | 1分46秒218 | P |
| 10 | ヨハン・ザルコ | ホンダ | 1分46秒298 | P |
| 11 | ディオゴ・モレイラ | ホンダ | 1分46秒308 | P |
| 12 | ルカ・マリーニ | ホンダ | 1分46秒376 | P |
| 13 | フランチェスコ・バニャーヤ | ドゥカティ | 1分46秒487 | P |
| 14 | ファビオ・クアルタラロ | ヤマハ | 1分46秒618 | P |
| 15 | ジョアン・ミル | ホンダ | 1分46秒623 | P |
| 16 | アレックス・リンス | ヤマハ | 1分46秒704 | P |
| 17 | エネア・バスティアニーニ | KTM | 1分46秒949 | P |
| 18 | ブラッド・ビンダー | KTM | 1分47秒009 | P |
| 19 | ジャック・ミラー | ヤマハ | 1分47秒093 | P |
| 20 | ポル・エスパロガロ | KTM | 1分47秒188 | P |
| 21 | トプラック・ラズガットリオグル | ヤマハ | 1分47秒357 | P |
| 22 | ロレンツォ・サルバドーリ | アプリリア | 1分47秒709 | P |