全日本ロードレース選手権第5戦もてぎJSB1000クラス予選は水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)が制し、ポールポジションを獲得した。

朝から雨に見舞われ、土曜日はレースコンディションとなった。午前中には予選が、午後にはレース1が控えているJSB1000クラス。予選は水しぶきを上げながら40分間のタイムアタックとなった。

セッション開始と同時に積極的にタイムアタックを開始したのは水野。4周目に1分59秒781をマークしてリーダーボードのトップに立つ。これを國井勇輝(SDG Team HARC-PRO.Honda)が5周目に1分59秒656で逆転。セッション中盤には中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)も1分59秒台をたたき出して3番手につける。

残り16分。水野が1分58秒582と1分58秒台に突入し、トップの座を奪回。さらに鈴木光来(TeamATJ)が1分59秒963、1分59秒545とタイムを詰めて2番手浮上。これに対抗するかのように今度は野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)が1分58秒819をたたき出して2番手奪取。

残り5分になると、中須賀が1分57秒809と真っ先に1分57秒台に突入して一気にトップ浮上。それを國井が1分57秒994で追うが、水野が1分57秒403をたたき出してトップの座を奪い返す。

残り1分。水野が1分56秒483と1分56秒台に突入。中須賀が1分56秒944で追いかける。國井が1分56秒995と中須賀に迫る。水野は最終アタックで1分56秒352と自身のタイムを更新。これで2レース共に水野のポールポジション獲得が確定。中須賀が2番手、國井が3番手フロントロウとなった。

ポールポジション/水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)

「今週は1日走行も長く、走り始めからマイナスのイメージなく走り始めることができました。木曜日の午後には雨の走行もあり、今週の天候を見据えて、雨のセットアップもそこでしっかり作った結果が、予選の結果になったと思います。金曜日のドライのセッションもレース想定のロングラップをしたり、順調に今週はセッションを進められているなっていう手ごたえがあります」

「予選も、セッション序盤に雨量が多く、1分58秒くらいでトップだったんですけど、ちょっと危険だなと思ったので、ピットに入って待っていようかなとしていました。でもみんながペースを上げてきたので、最後にアタックに行き、何とかベスト更新できたっていう形でした。木曜日に作ったセットアップがうまく仕上がっていたので、最後の少ない時間のアタックでもここまでタイムを詰められたかなっていう印象です」

「ドゥカティに乗るようになって雨は自信を持っているコンディションでもありますし、決勝も雨で15周は短いかなと思うんですけど、みんなも軒並み木曜日よりもタイムが詰まってきている人もいるので、気を引き締めたいなと思っています。もてぎは得意だと思っているので、ここは勝ちたいなっていう意気込みでいます」