MotoGP第14戦サンマリノMoto2クラス3日目、決勝が、アドリア海岸沿いのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催された。ファーストラップからフロントロウスタートの3名がクラッシュという荒れた展開を制し、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)が第8戦ハンガリーGP以来の優勝を果たした。古里太陽(カレックス)は17位、完走。佐々木歩夢(カレックス)はスタートを切ることができなかった。

日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から22周で行なわれた決勝は、気温27度、路面温度38度、湿度40%、青空の広がるドライコンディション。スタートは、1コーナーで2番グリッドからのダニエル・オルガド(カレックス)を3番グリッドからスタートしたルーキーのアンヘル・ピケラス(カレックス)がインから抜こうとし、スライドダウン。近くに居たポールポジションスタートのセナ・アギウス(カレックス)も巻き込まれる形で3名が転倒、リタイアとなった。レース中、ピケラスはアギウスのピットへ謝りに行き、アギウスから厳しい言葉を受けている様子があった。

その間に先頭へ立ったのはコリン・ベイヤー(カレックス)だった。続いて、ゴンザレス、イバン・オルトラ(カレックス)、アロンソ・ロペス(カレックス)、バリー・バルタス(カレックス)、フィリップ・サラッチ(カレックス)、ダニエル・ムニョス(カレックス)、イザン・グエバラ(ボスコスクーロ)、ダビド・アロンソ(カレックス)、アレックス・エスクリグ(フォワード)の順でトップ10。古里は20番手でファーストラップを終えた。佐々木はウオームアップ走行後ピットへ戻り、スタートすることができなかった。

2周目、ルカ・ルネッタ(ボスコスクーロ)が転倒。5周目には、ゴンザレスがベイヤーを捉えトップへ浮上。6周目、ジャビ・ズルトゥーザ(フォワード)が転倒、リタイア。7周目にはレース最速ラップ1分34秒666をマークしたサラッチが、9周目にマシントラブルでリタイアを余儀なくされた。

トップはゴンザレス、2番手ベイヤーの後ろでは、9周目にバルタスがオルトラをパス。徐々に差を広げ、バルタスはトラックリミット超過が5周あり、ロングラップを科されるが、オルトラの前でロングラップから戻り、3番手をキープした。バルタス以外にもトラックリミットでロングラップを科されたライダーは多かった。

トップに立ったゴンザレスはその後もほとんど1分34秒台を17周目までキープ。安定した走りでトップのままチェッカーフラッグを受けた。2位のベイヤーはゴンザレスと2秒451差でチェッカーを受けた。3位はトップと4秒692差でバルタス。

激しい4位争いは、10番グリッドスタートだったオルトラが制した。地元イタリアでトニー・アルボリーノ(カレックス)は5位に入り、今季自己最上位を獲得。6位がボスコスクーロ勢トップでグエバラ。7位は地元出身のセレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)が入った。8位アロンソ・ロペス(カレックス)、9位ダビド・アロンソ(カレックス)、10位はフォワード勢トップでアレックス・エスクリグ(フォワード)。古里は17位で完走した。

今季5勝目を挙げたゴンザレスは、ポイントを232.5に伸ばしてトップの座を守った。2番手はグエバラでトップと47.5ポイント差の185ポイント。オルトラが3番手で157.5ポイント。今日は走行できなかった佐々木は、現在19ポイント獲得で19番手。今日17位だった古里は、現在15ポイントで22番手に着けている。

次戦は日本GP前のヨーロッパラウンド最終となる第15戦オーストリアGPが来週、金曜日に始まる。

ウィリーでチェッカーフラッグを受けるマニュエル・ゴンザレス(カレックス)、後ろはコリン・ベイヤー(カレックス)とバリー・バルタス(カレックス)

 

MotoGP第14戦サンマリノMoto3決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マニュエル・ゴンザレス カレックス
2 コリン・ベイヤー カレックス 2秒461
3 バリー・バルタス カレックス 4秒692
4 イバン・オルトラ カレックス 5秒785
5 トニー・アルボリーノ カレックス 6秒068
6 イザン・グエバラ ボスコスクーロ 6秒196
7 セレスティーノ・ビエッティ ボスコスクーロ 6秒390
8 アロンソ・ロペス カレックス 8秒781
9 ダビド・アロンソ カレックス 11秒408
10 アレックス・エスクリグ フォワード 15秒627
11 エイドリアン・ウエルタス カレックス 20秒667
12 ダニエル・ムニョス カレックス 21秒050
13 ジョー・ロバーツ カレックス 21秒882
14 アルベルト・フェランデス ボスコスクーロ 22秒259
15 アロン・カネト ボスコスクーロ 26秒509
16 マルコス・ラミレス フォワード 26秒545
17 古里太陽 カレックス 27秒373
18 セルジオ・ガルシア カレックス 31秒676
19 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク カレックス 36秒247
20 デニス・オンジュ ボスコスクーロ 37秒206
21 ホセ・アントニオ・ルエダ カレックス 38秒751
22 マリオ・アジ カレックス 42秒454
23 ルカ・ルネッタ ボスコスクーロ 2laps
NC フィリップ・サラッチ カレックス
NC ジャビ・ズルトゥーザ フォワード
RT セナ・アギウス カレックス
RT ダニエル・オルガド カレックス
RT アンヘル・ピケラス カレックス
NS 佐々木歩夢 カレックス