MotoGP第15戦オーストリアGP3日目、MotoGPクラスはオーストリアのレッドブル・リンクで決勝レースを行なった。

MotoGPクラスの決勝レースは気温23度、路面温度16度のドライコンディションの下、28周で争われた。

ポールポジションからスタートしたホルヘ・マルティン(アプリリア)が好スタートを切り、4番グリッドスタートのマルコ・ベゼッキ(アプリリア)が2番手に続く。マルク・マルケス(ドゥカティ)が3番手で続くが、2コーナー進入で小椋 藍(アプリリア)がマルク・マルケスをクリーンにパスして3番手に浮上。4コーナーではペドロ・アコスタ(KTM)がマルク・マルケスを交わして4番手に浮上する。

2周目の1コーナーではベゼッキがマルティンをパス。しかし、3コーナーでマルティンがベゼッキからトップを奪還する。アコスタも6コーナーで小椋もパスして3番手に浮上すると、2コーナーでアコスタはベゼッキも交わして2番手に上がると、マルティンとトップ争いを展開。

そして9周目にはアコスタが1コーナー立ち上がりでトップを行くマルティンをパスしてトップに浮上。3コーナーではマルク・マルケスが小椋を交わして4番手に上がるが、続く10周目の1コーナーでマルク・マルケスがランオフに飛び出し、小椋が再び前に出る。マルク・マルケスはブラッド・ビンダー(KTM)にも交わされて6番手に後退。さらに11周目の2コーナーではフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)にも交わされて7番手まで下がる。

トップに立ったアコスタは、周回ごとに2番手とのリードを少しづつ広げていくと、20周目にはその差が約1秒にまで拡大。マルティン、ベゼッキもアコスタを追うが、なかなかその差が縮まらない。アコスタはそのままリードを守り切りトップでチェッカーを受け、MotoGPクラス通算56戦目でついに初優勝を達成した。

KTMのMotoGPクラスでの勝利は2002年のタイGPでのミゲール・オリベイラ以来、KTMとレッドブルのホームコースであるレッドブルリンクでアコスタは初優勝を達成した。

2位にマルティン、3位にベゼッキが入賞。小椋も終盤、マルティンとベゼッキを追ったが、わずかに届かず復帰レースを4位で終えた。マルク・マルケスは21周目の1コーナーでアルデゲールを交わして5位に入賞。6位にビンダー(KTM)、7位にフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が入賞した。アルデゲールは7位でチェッカーを受けたが、レース中の接触によりロングラップペナルティを受けたが、レース中にペナルティを消化できなかったため、レースタイムにプラス3秒のペナルティを受けたため、8位となった。

9位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、10位にヨハン・ザルコ(ホンダ)が入賞。

エネア・バスティアニーニ(KTM)が11位、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)が12位に入賞し、代役参戦の中上 貴晶(ホンダ)は久しぶりの実戦で、ホンダでは2番手となる13位に入賞した。ルカ・マリーニ(ホンダ)が14位に、ディオゴ・モレイラ(ホンダ)が15位に入賞。

ポル・エスパルガロ(KTM)は16位、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は中盤まで9番手を走っていたが、終盤に後退し17位でゴール。フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)は18位、アレックス・リンス(ヤマハ)は19位、トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)は20位、ジャック・ミラー(ヤマハ)は21位でゴール。

アレックス・マルケス(ドゥカティ)は13番手走行中の13周目の2コーナーで転倒を喫しリタイアに終わった。

MotoGP第15戦オーストリアGP MotoGPクラス 決勝(28周)

順位 ライダー トップ差
1 ペドロ・アコスタ(KTM) 42分16秒996
2 ホルヘ・マルティン(アプリリア) 1秒017
3 マルコ・ベゼッキ(アプリリア) 1秒209
4 小椋 藍(アプリリア) 2秒139
5 マルク・マルケス(ドゥカティ) 7秒339
6 ブラッド・ビンダー(KTM) 8秒720
7 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 9秒686
8 フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ) 12秒365
9 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ) 14秒869
10 ヨハン・ザルコ(ホンダ) 16秒266
11 エネア・バスティアニーニ(KTM) 16秒640
12 ラウル・フェルナンデス(アプリリア) 20秒940
13 中上 貴晶(ホンダ) 21秒032
14 ルカ・マリーニ(ホンダ) 22秒391
15 ディオゴ・モレイラ(ホンダ) 24秒949
16 ポル・エスパルガロ(KTM) 25秒148
17 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 30秒140
18 フランコ・モルビデリ(ドゥカティ) 34秒200
19 アレックス・リンス(ヤマハ) 34秒413
20 トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ) 46秒724
21 ジャック・ミラー(ヤマハ) 1分07秒530
RET アレックス・マルケス(ドゥカティ) 16周遅れ