オーストリアGPの決勝翌日の月曜日にレッドブル・リンクで2027年シーズンに向けたMotoGPクラスのピレリタイヤテストが行なわれた。6月にチェコのブルノで行なわれたテスト以来、今年2回目のテスト。

テストは、プロトタイプの来季用850ccマシンと、現行1000ccマシンをモディファイしたマシンで行なわれ、2027年からの参戦が決まっている数名のルーキーを含む計18名のレギュラーライダーとテストライダーが参加。ドライコンディションで19度から38度の路面温度で走行が行なわれた。

ホンダからはヨハン・ザルコ、ディオゴ・モレイラ、テストライダーの中上 貴晶。ヤマハからはトプラック・ラズガットリオグル、ジャック・ミラー、2027年よりMotoGPクラスに参戦することが決まっているイサン・グエバラ、アウグスト・フェルナンデス。ドゥカティからはマルク・マルケス、フランコ・モルビデリ、フェルミン・アルデゲール。ドゥカティのテストライダー、ニッコロ・ブレガは週末にタイトル確定の可能性が高い、SBKクレモナラウンドを控えていたため参加せず、モルビデリが代わりに参加。アプリリアからはマルコ・ベゼッキ、ラウル・フェルナンデス、テストライダーのロレンツォ・サバドーリ。KTMからはペドロ・アコスタ、ブラッド・ビンダー、テストライダーのポル・エスパロガロ、マーベリック・ビニャーレス、2027年よりMotoGPクラスに参戦することが決まっているセナ・アギウスが参加。各ライダーは、用意されたソフト、ミディアム、ハードのコンパウンドのスリックタイヤを評価。

「今日のテストは、2027年モデルの開発における重要な一歩を進めることができた。テスト結果には満足している。ライダーたちは、異なるライディングアプローチと視点をもたらし、貴重な貢献をしてくれた数名のルーキーを含め、フロントとリアの両方でソフト、ミディアム、ハードのコンパウンドのスリックタイヤを評価することができた。場合によっては、将来の850ccプロトタイプマシンを使用し、適切に調整された現行世代の1000ccマシンを使用した。ライダーからのフィードバックは全体的に良好で、特にグリップと安定性に関して好評だった。我々の開発プログラムは広範囲にわたり、今日のような合同テストと、メーカーと緊密に連携して実施する個別開発作業の両方を含む。次回のテストは、12月初旬にバレンシアで開催される2027年最初のオフィシャルテストで、このテストには、来シーズンに向けた850ccマシンとレギュラーライダー全員が参加する予定だ」と、ピレリ・モーターサイクル・レーシング・ディレクターのジョルジオ・バルビエ氏はテストを終えて語った。