MotoGP第16戦日本のMoto3クラス3日目、決勝が栃木県、モビリティーリゾートもてぎで開催された。17周の決勝では、ダビド・アルマンサ(KTM)が優勝し、2位マキシモ・キレス(KTM)、3位アルバロ・カルペ(KTM)。山中琉聖(KTM)は8位、荻原羚大(KTM)は16位、三谷然(ホンダ)は21位だった。

午前11時に始まった決勝は、気温21度、路面温度35度、雲が多いドライコンディション。ポールポジションスタートのアルマンサがホールショットを獲得。その後ろに、ブライアン・ウリアテ(KTM)、ダビド・ムニョス(KTM)、キレス、カルペ、リコ・サルメラ(KTM)、山中、マッテオ・ベルテッレ(KTM)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、ジョエル・エステバン(KTM)と続くトップ10でファーストラップを終えた。三谷は16番手、荻原は23番手を走行していたが、三谷にはジャンプスタートでダブルロングラップペナルティーが科された。

激しいトップ争いは、3周目に入りウリアテがトップに立つ。5周目にはカルペが2番手に入り、レッドブル・KTM・アジョのワンツーとなったが、ウリアテにダブルロングラップのペナルティーが科された。原因は、スタート3分前を過ぎて、チームメカニックがマシンに触ったという違反だった。6周目、山中は6番手まで順位を上げて、上位集団の混戦で戦っていた。荻原は21番手、ロングラップに入った三谷は24番手にいた。

8周目にアルマンサは再びカルペをかわして2番手に浮上、トップを走行していたウリアテは9周目にロングラップへ入り順位を落とす。それによりトップに立ったアルマンサは、レース中の自己ベストラップを記録し後続を離そうとした。山中はベルテッレと6番手争いとなっていた。荻原は20番手、三谷はルシェ・モードレー(KTM)と24番手を争っていた。

12周目に入ると、キレスがカルペをパスしてアルマンサに迫ろうとした。山中はムニョスと7番手争いとなっていた。後方ではグイド・ピニ(ホンダ)が転倒、荻原は18番手、三谷は22番手まで順位を上げた。ラスト5周となる13周目を終えると、キレスが激しくアルマンサに迫った。しかし、最終ラップ、最終コーナーまで隙を与えずアルマンサがトップのままでチェッカーフラッグを受けた。2位キレスはアルマンサと0秒046差。3位はカルペ。山中は8位でチェッカーを受け、8ポイントを獲得した。荻原は16位、三谷は21位で完走。

レース最速ラップはダブルロングラップペナルティー後、16周目にウリアテが記録した1分54秒710だった。ウリアテは一時6番手まで順位を下げたが、その後4位まで挽回した。

この結果により、キレスのタイトル獲得は次戦以降に持ち越しとなった。現在キレスが326ポイント、2番手のアルマンサが199ポイント、3番手はカルペで191ポイント。山中は合計で39ポイント獲得、20番手。三谷は2ポイント獲得、26番手。代役参戦だった荻原はポイント獲得にあと一歩まで迫ったレースだった。

次戦は第17戦インドネシアGPが、来週、10月9日の金曜日から始まる。

優勝したダビド・アルマンサ(KTM/右)と2位マキシモ・キレス(KTM/左)

 

MotoGP第16戦日本Moto3決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 ダビド・アルマンサ KTM
2 マキシモ・キレス KTM 0秒046
3 アルバロ・カルペ KTM 2秒738
4 ブライアン・ウリアテ KTM 3秒610
5 リコ・サルメラ KTM 4秒430
6 マッテオ・ベルテッレ KTM 5秒584
7 ダビド・ムニョス KTM 13秒080
8 山中琉聖 KTM 13秒166
9 ジョエル・エステバン KTM 20秒962
10 エイドリアン・クルーセス KTM 21秒031
11 ヴェダ・プラタマ ホンダ 21秒120
12 ハキーム・ダニシュ KTM 21秒273
13 エイドリアン・フェルナンデス ホンダ 21秒725
14 バレンティン・ペローネ KTM 21秒776
15 ケイシー・オゴーマン ホンダ 21秒976
16 荻原羚大 KTM 22秒472
17 ジョエル・ケルソ ホンダ 22秒591
18 マルコ・モレッリ KTM 27秒938
19 ヘスス・リオス ホンダ 28秒113
20 スコット・オグデン KTM 28秒339
21 三谷然 ホンダ 30秒844
22 ルシェ・モードレー KTM 38秒461
RT レオ・ラメルストルファー ホンダ –
RT エディー・オシェイ ホンダ –
RT グイド・ピニ ホンダ –
RT キアティサック・シンガポン ホンダ –