SBK(スーパーバイク世界選手権)第11戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのエストリルサーキットで2日目のレース1が開催された。
SBKレース1
SBKのレース1は気温23度、路面温度38度のドライコンディションの下、21周で争われた。
イケル・レクオナ(ドゥカティ)がスタート直後の1コーナーでトップに浮上、アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が2番手に続き、ポールポジションからスタートしたニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)は3番手で1周目を終える。
レクオナは2周目までトップを走るが、2周目のコントロールライン付近ではブレガがレクオナの真後ろに迫り、3周目にファステストラップを記録したブレガがトップに浮上する。ブレガは3周目にはレクオナとの差を約コンマ4秒に広げると、8周目にはその差を約1秒に広げ、10周目には約2秒とその差を広げて独走し、優勝した。
3秒870差の2位にレクオナが続き、2周目に3番手に浮上したアルベルト・スーラ(ドゥカティ)が3位に入賞した。
3周目にアレックス・ロウズを交わして4番手に上がったミゲール・オリベイラ(BMW)がそのまま4番手をキープしてホームレースで4位に入賞。アレックス・ロウズが5位に続いた。
レース中盤にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)とロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)が繰り広げた6番手争いは、10周目にバルダサーリがバッサーニを交わして6位入賞、バッサーニは終盤にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)と接戦を繰り広げ、0秒033差で抑え切り、7位に入賞。モンテッラはバッサーニと6番手を争っていた6周目の3コーナーでバッサーニと接触して10番手に後退。そこから追い上げて8位に入賞した。
9位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、10位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)が入賞。
サム・ロウズ(ドゥカティ)は11位に入賞。、
ジェイク・ディクソン(ホンダ)はチャビ・ビエルへ(ヤマハ)とのバトルに競り勝ち12位に入賞し、ビエルへが13位に入賞した。
ソムキャット・チャントラ(ホンダ)、レミー・ガードナー(ヤマハ)、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)の3人による14番手争いは、チャントラが制して14位、ガードナーが15位に入賞。ロカテッリは16位でゴール。
トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が17位、ダニロ・ペトルッチ(BMW)が18位、ロリス・バズ(ドゥカティ)が19位、マッティア・ラト(ヤマハ)が20位、トワン・スミッツ(ヤマハ)が21位でチェッカーを受け、ステファノ・マンジ(ヤマハ)は14番手を走っていた20周目の9コーナーで転倒、再スタートして22位でゴールした。
SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温25度、路面温度38度のドライコンディションの下、18周で争われた。
ルーカス・マヒアス(ヤマハ)とジャン・オンジュ(ヤマハ)、アルベルト・アレナス(ヤマハ)がトップ争いを展開するが、オンジュはトップ走行中の4周目の9コーナーで転倒を喫しトップ争いから脱落。3周目に3番手に浮上したトム・ブース-アモス(トライアンフ)、オリバー・ベイリス(トライアンフ)がトップ争いに加わり、レース中盤の10周目にベイリスがトップ、ブース-アモスが2番手に浮上し、トライアンフがワンツー体制を築く。マヒアスは4番手に下がり、チャンピオン確定のかかったアレナスも3番手に後退する。レース終盤には後方からポジションを上げてきたジェレミー・アルコバ(カワサキ)がトップ集団に追いつく。
ベイリスは終盤までトップをキープしていたが、残り2周でブース-アモスがトップに浮上、そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン3勝目を記録した。0秒075差の2位にベイリスが入賞し、トライアンフがワンツーフィニッシュを達成。前戦でダブルウインを達成し好調なアルコバが3位表彰台を獲得した。
アレナスは4位でチェッカーを受け、ランキング2番手のバレンティン・デビス(ZXMOTO)が6位に終わったことから89ポイント差をつけ、レース2と最終戦スペインの2レースを残して初のSSPチャンピオンを獲得。アレナスの世界チャンピオン獲得は、2020年のMoto3クラス以来となる。また、マニュファクチャラーズタイトルをヤマハが獲得し、アレナスが所属するAS BLU CRUレーシングチームがチームタイトルを獲得、ヤマハがSSPクラス3冠を達成した。
岡本裕生(ヤマハ)は27番グリッドからスタートし、20位でチェッカーを受けた。
ヤマハR3レース1
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース1は気温24度、路面温度36度のドライコンディションの下、10周で争われた。
ポールポジションからスタートしたチャーリー・メンデスがトップに立ち、レースをリード。エイモン・ボケネグラ、エマニュエル・パストーレが続き接戦を展開する。トップ集団は7台の争いとなり、最終ラップにエイモン・ボケネグラがトップに立ち優勝した。0秒053差の2位にマリオ・サレス、3位にパストーレが入賞。
ランキングトップの髙平理智は終始トップ集団の中で周回を重ね、4位に入賞。髙平を1ポイント差で追うメンデスは最終ラップにポジションを落とし6位でゴールとなり、高平がポイントトップ、メンデスは4ポイント差の2位で、今シーズンの最終レースとなるレース2でタイトル争いに決着をつけることになった。
竹本倫太郎は8位、岡田陽大は9位に入賞した。
SBK第11戦ポルトガル SBK決勝レース1 リザルト(21周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 33分34秒620 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 3秒870 |
| 3 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 9秒668 |
| 4 | ミゲール・オリベイラ(BMW) | 11秒444 |
| 5 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 12秒749 |
| 6 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 17秒850 |
| 7 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 19秒335 |
| 8 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 19秒368 |
| 9 | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 20秒734 |
| 10 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 21秒560 |
| 11 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 23秒457 |
| 12 | ジェイク・ディクソン(ホンダ) | 28秒220 |
| 13 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 29秒154 |
| 14 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 30秒069 |
| 15 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 30秒687 |
| 16 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 31秒149 |
| 17 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 32秒988 |
| 18 | ダニロ・ペトルッチ(BMW) | 37秒232 |
| 19 | ロリス・バズ(ドゥカティ) | 39秒690 |
| 20 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 53秒391 |
| 21 | トワン・スミッツ(ヤマハ) | 57秒366 |
| 22 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 1分24秒288 |