MotoGP第18戦オーストラリアGPが今週末、ビクトリア州のウェスタンポート湾入口に浮かぶフィリップ島にあるフィリップ・アイランド・グランプリ・サーキットで開催される。全長4.45km、最大ストレート900m、右コーナー5、左コーナー7。来シーズン2027年からは、アデレード市内の市街地サーキット開催が決定しており、フィリップ島開催は今年で一旦、見納めとなる。
MotoGPクラスは、インドネシアGPスプリント2位、決勝3位のホルヘ・マルティン(アプリリア)が355ポイントでチャンピオンシップのトップに返り咲いた。対するマルク・マルケス(ドゥカティ)はスプリントこそ優勝したものの、決勝は6位で353ポイント。2年前のオーストラリアで優勝争いをした二人がトップ2となっている。
マルコ・ベゼッキは、前戦スプリントはスタート直後の転倒があったものの、決勝で今季5度目の優勝を果たし、現在309ポイントで3番手につけている。小椋藍(アプリリア)はインドネシアスプリントで今季4度目の2位を獲得、決勝も4位に入り、259ポイントで4番手にランキングを上げている。小椋は昨年、MotoGPクラス初参戦で、フィリップ・アイランド決勝は13位、2ポイントを獲得した。
ポイントランク5番手は、KTMで最後のシーズン、奮闘を続けるペドロ・アコスタ(KTM)。6番手は、昨年フィリップ決勝2位に入っているファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。前戦ポールポジションを獲得したラウル・フェルナンデス(アプリリア)が7番手、昨年はフィリップ決勝で初優勝を果たしている。
インドネシアではスプリント5位、決勝7位だったアレックス・マルケス(ドゥカティ)が現在172ポイントでランク8番手。計算上、この8番手までがチャンピオンの可能性を残している。9番手は現在166ポイントのフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。
前戦決勝での転倒により、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)は右腕を骨折、今大会は欠場する。代役は、WSBK参戦中のイケル・レクオナ(ドゥカティ)。来期WSBKへ移籍するフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)は昨年決勝ここでは15位でポイントを獲得した。
同じくWSBKへ移籍するブラッド・ビンダー(KTM)は過去3回のオーストラリアGPは全てトップ8を獲得している。エネア・バスティアニーニ(KTM)にとっては2024年スプリント3位表彰台を獲得しているサーキット。前戦はスプリント、決勝ともに肩のケガを抱えつつも完走したマーベリック・ビニャーレス(KTM)。
2022年のフィリップではマルク・マルケスを抑えてスズキ(当時)で優勝しているアレックス・リンス(ヤマハ)。ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)はインドネシアではスプリント決勝ともに9位。トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)は昨年までWSBKでこのサーキットを走っていた。地元オーストラリア出身のジャック・ミラー(ヤマハ)にとってはMotoGPで走る最後のオーストラリアGP。
2023年ここでMotoGPクラス初優勝を挙げているヨハン・ザルコ(ホンダ)。ディオゴ・モレイラ(ホンダ)は昨年、Moto2クラスで3位表彰台を獲得している。ポイントランク12番手でホンダ勢最上位のルカ・マリーニ(ホンダ)は今シーズン、全戦でポイントを獲得中。ジョアン・ミル(ホンダ)については参戦可否がまだ分からない。
Moto2クラスは、佐々木歩夢(カレックス)と古里太陽(カレックス)、二人の日本人ライダーに注目したい。
Moto3クラスは、山中琉聖(KTM)と三谷然(ホンダ)を応援したい。
第18戦オーストラリアGPは、今週金曜日、日本時間午前7時(現地午前9時)にMoto3クラスから走行が始まる。