MotoGP第18戦オーストラリアMoto3クラスの初日のフリー走行1とプラクティスがビクトリア州のウェスタンポート湾入口に浮かぶフィリップ島にあるフィリップ・アイランド・グランプリ・サーキットで開催された。プラクティスでは、アルバロ・カルペ(KTM)がトップタイムを記録。山中琉聖(KTM)は14番手でQ2スタートを獲得。三谷然(ホンダ)は22番手だった。

日本時間午前7時(現地午前9時)から35分間で行なわれたフリー走行1は、気温23度、路面温度26度、湿度59%、春らしい晴天のドライコンディション。風速20km/hを超える海風が吹いていた。今大会は、ケガで欠場しているコーマック・ブキャナン(KTM)の代役として、地元オーストラリア人のマリアノス・ニコリス(KTM)が出場している。エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)は、違反エンジンの使用でポイントを剥奪されていたが、レオパード・レーシングの抗議により処分が覆り、現在は再び148ポイントでランキング5番手に戻り、今大会に臨む。

この走行では、今シーズン既にチャンピオンを獲得したマキシモ・キレス(KTM)が1分35秒439を記録しトップタイムだった。2番手はブライアン・ウリアテ(KTM)、3番手アルバロ・カルペ(KTM)。山中は17周走行し、16周目に記録した1分36秒542で9番手、三谷は17周走行し、13周目の記録1分38秒038で22番手だった。

日本時間午前11時15分(現地午後1時15分)から35分間で開催されたプラクティスは、気温28度、路面温度46度、湿度48%、午前より雲は多いもののドライコンディション。風速は30km/hを超えることもあった。このセッションでは、地元オーストラリア出身、昨年のポールシッターでもあるジョエル・ケルソ(ホンダ)が12周目に1分35秒318を記録し、一時トップタイムだった。その後、終了間際に17周目でカルペが1分35秒292を記録、トップタイムの座を奪った。ケルソは0秒026差で2番手。3番手にはキレスが入り、タイムは1分35秒423。トップ3のタイム差は0秒131の接戦だった。

山中は16周走行し、11周目の記録1分36秒172で14番手。明日の予選ではQ2からのスタート権を獲得した。トップのカルペから0秒880差。三谷は17周走行し、12周目の記録1分36秒714で22番手。明日はQ1から参戦する。トップとの差は1秒422だった。

明日は日本時間午前6時40分(現地午前8時40分)から30分間のフリー走行2が行われ、その後、日本時間午前10時45分(現地正午12時45分)から15分間の予選Q1が始まる。続いて、日本時間午前11時10分(現地午後1時10分)からはプラクティス上位14名と予選Q1上位4名の18名によって予選Q2が行われる。

明日の予選では、山中、三谷の上位グリッド獲得を願いたい。更には、地元オーストラリア出身でホンダ勢のケルソの活躍にも注目したい。

MotoGP第18戦オーストラリアMoto3プラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 アルバロ・カルペ KTM 1分35秒292 P
2 ジョエル・ケルソ ホンダ 1分35秒318 P
3 マキシモ・キレス KTM 1分35秒423 P
4 ダビド・アルマンサ KTM 1分35秒616 P
5 スコット・オグデン KTM 1分35秒647 P
6 リコ・サルメラ KTM 1分35秒804 P
7 マッテオ・ベルテッレ KTM 1分35秒913 P
8 ダビド・ムニョス KTM 1分35秒982 P
9 ブライアン・ウリアテ KTM 1分36秒023 P
10 キアティサック・シンガポン KTM 1分36秒052 P
11 ジョエル・エステバン KTM 1分36秒052 P
12 エイドリアン・フェルナンデス ホンダ 1分36秒122 P
13 バレンティン・ペローネ KTM 1分36秒141 P
14 山中琉聖 KTM 1分36秒172 P
15 エディー・オシェイ ホンダ 1分36秒195 P
16 ヴェダ・プラタマ ホンダ 1分36秒248 P
17 ケイシー・オゴーマン ホンダ 1分36秒264 P
18 エイドリアン・クルーセス KTM 1分36秒266 P
19 ヘスス・リオス ホンダ 1分36秒345 P
20 グイド・ピニ ホンダ 1分36秒366 P
21 マルコ・モレッリ KTM 1分36秒637 P
22 三谷然 ホンダ 1分36秒714 P
23 ルシェ・モードレー KTM 1分37秒134 P
24 レオ・ラメルストルファー ホンダ 1分37秒623 P
25 ハキーム・ダニシュ KTM 1分37秒774 P
26 マリアノス・ニコリス KTM 1分38秒347 P