MotoGP第22戦バレンシアMoto3クラス3日目、決勝が日曜日、スペイン、バレンシア州にあるサーキット・リカルド・トルモで開催された。日本時間午後7時(現地時間午前11時)から20周で開催された決勝は、気温18度、路面温度19度、湿度54%、雲はあるものの青空が広がるドライコンディション。風が強いと風速10km/hあった。
スタートはP.P.のアドリアン・フェルナンデス(ホンダ)がホールショット。トップ集団は接触も含み、激しく順位が入れ替わる混戦で始まった。トップはダビド・アルマンサ(ホンダ)、マキシモ・キレス(KTM)、フェルナンデス、アルバロ・カルペ(KTM)、ルカ・ルネッタ(ホンダ)、マルコ・モレッリ(ホンダ)、バレンティン・ペローネ(KTM)、古里太陽(ホンダ)、アンヘル・ピケラス(KTM)、グイド・ピニ(KTM)のトップ10で2周目を迎えた。
2周目、スコット・オグデン(KTM)が9コーナーで転倒、リタイア。2周目にはフェルナンデスが再びトップに立った。3周目には12番手付近を走行していたジョエル・ケルソ(KTM)が最終14コーナーで転倒、最後尾からリスタートした。トップ10はフェルナンデスを先頭にテイルtoノウズで連なった。
9番グリッドスタートの古里は、順調にポジションを上げ、折り返しとなる10周目には3番手まで順位を上げていた。12周目に入ると、キレスがワイドになった隙に2番手まで浮上。13周目に入ると、20番手付近を走行していた代役参戦の三谷然(ホンダ)が転倒、リタイア。トップのフェルナンデスは、変わらず、2番手以降は順位を入れ替え激しいバトルが続く中、14周目に4番手を走行していたカルペが1分37秒715のレース最速をマーク。前を行く、古里、キレスを激しく追い上げていた。
15周目に入ると、キレスは再び古里を捉え、2番手へ。トップ3は0.1程の差の中に居た。17周目を迎えると、古里が再びキレスを捉える。二人は激しいバトルで、2番手を争っていたが、最終ラップを迎える頃には、4番手のカルペと5番手のピニも二人に追いついた。
最終ラップ最終コーナーまで混戦が続き、トップはフェルナンデスでチェッカー。2位は0.109差で古里がチェッカーを受けた。しかし、最終ラップまで続いた混戦の中、古里がトラックリミットを超えていたため、1ポジションダウン。2位となったのはカルペ。フェルナンデスとは0.286差だった。トップ3の1位、3位がホンダ勢。
4位がトップと0.397差でピニ。ピニと0.051差の5位がキレス。6位にはピケラスが入り、年間ポイントランキング2位を守った。7位はルネッタ、ピケラスとは0.001差で写真判定だった。8位アルマンサ、9位でチェッカーを受けたのは、ワイルドカード参戦のマルコ・モレッリ(ホンダ)だったが、モレッリはトラックリミットオーバーが続き、ロングラップペナルティーが科されたままのゴールだったため、3秒加算され、12位。リカルド・ロッシ(ホンダ)の代役、ヘスス・リオス(ホンダ)が9位に繰り上がった。10位はバレンティン・ペローネ(KTM)。トップ10台中、5台がホンダ勢だった。
365ポイントを獲得して年間チャンピオンを既に決めた後の事故によるケガで欠場、現地で観戦のホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が見守る中、2位は281ポイントでピケラス、3位は274ポイントでキレスに決まった。4位カルペ、5位ムニョス、6位ケルソ、7位が今日Moto3クラス初優勝のフェルナンデス。ホンダ勢トップ。8位は172ポイント獲得、古里太陽。9位136ポイント山中琉聖(KTM)。山中は今大会ケガで欠場のため、SNSで解説配信をしていた。10位ペローネ。トップ10にはルーキーが3人。
2026年へ楽しみが広がるMoto3クラスの22戦は幕を閉じた。

| MotoGP第22戦バレンシアMoto3決勝 | |||
| 順位 | ライダー | 車両 | トップ差 |
| 1 | アドリアン・フェルナンデス | ホンダ | |
| 2 | アルバロ・カルペ | KTM | 0秒286 |
| 3 | 古里太陽 | ホンダ | 0秒109 |
| 4 | グイド・ピニ | KTM | 0秒297 |
| 5 | マキシモ・キレス | KTM | 0秒448 |
| 6 | アンヘル・ピケラス | KTM | 5秒844 |
| 7 | ルカ・ルネッタ | ホンダ | 5秒934 |
| 8 | ダビド・アルマンサ | ホンダ | 5秒935 |
| 9 | ヘスス・リオス | ホンダ | 14秒336 |
| 10 | バレンティン・ペローネ | KTM | 14秒382 |
| RT | 三谷然 | ホンダ | – |