MotoGP第22戦バレンシアMotoGPクラス3日目、ウオームアップ走行と決勝が日曜日、スペイン、バレンシア州のサーキット・リカルド・トルモで開催された。日本時間午後5時40分(現地時間午前9時40分)から10分間行なわれたウオームアップ走行は、気温16度、路面温度12度、湿度60%、部分的に曇ったドライコンディション。この走行ではトップタイムを記録したのはファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)だった。2番手アレックス・マルケス(ドゥカティ)、3番手ラウル・フェルナンデス(アプリリア)。小椋藍(アプリリア)は18番手だった。

日本時間午後10時(現地時間午後2時)から27周で開催された決勝は、気温18度、路面温度19度、湿度54%、青空も見えるが雲の多いドライコンディション。昨日のスプリントでルカ・マリーニ(ホンダ)に接触したジョアン・ミル(ホンダ)はロングラップ、日本GPのスプリントでマルコ・ベゼッキ(アプリリア)を巻き込んだホルヘ・マルティン(アプリリア)はダブル・ロングラップのペナルティーが科される。

スタート前、アレイシ・エスパロガロ(ホンダ)がストッピーでグリッドに着いた後ろを走行していたフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)がエスパロガロに接触、転倒。ピットスタートを余儀なくされた。モルビデリはピットスタートしたものの、2周目にピットイン、リタイア。手を骨折しており、火曜日からのテストにもドクターストップがかかった。

スタートはP.P.のベゼッキが好スタートでホールショット。アレックス・マルケス、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、フェルナンデス、ペドロ・アコスタ(KTM)、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)、ミル、ジャック・ミラー(ヤマハ)、マリーニ、ブラッド・ビンダー(KTM)のトップ10で2周目を迎えた。5コーナー、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)はコントロールを失ったヨハン・ザルコ(ホンダ)と接触、グラベルへ入り転倒、リタイア。ザルコはロングラップを科された。

3周目ジャンアントニオをパスして3番手に上がったフェルナンデスは、4周目1分29秒976のレース最速を記録。7周目には15番手前後に居た小椋藍(アプリリア)が転倒、リタイア。11周目にフェルナンデスはアレックス・マルケスも抜いて、2番手まで浮上。ダブル・ロングラップを消化したホルヘ・マルティン(アプリリア)はテストも控えているため、ケガの回復途中という事もあり15周でピットイン、リタイア。23周でマーベリック・ビニャーレス(KTM)もピットイン、リタイア。クアルタラロは11番手前後を走行中、6コーナーで24周目に転倒、リタイア。残り3周の25周でエスパロガロもピットイン、リタイア。

トップはベゼッキ、2番手フェルナンデスのまま、アプリリアのワンツーでチェッカー。アプリリアのワンツーは2023年のカタルニア以来。トップ2の差は0.686だった。3位は一度5番手まで順位を落としたものの、再び追い上げたジャンアントニオ。4位アコスタ、5位は最終ラップ最終コーナーでアレックス・マルケスをパスしたアルデゲール。6位アレックス・マルケス。7位マリーニ、9ポイント獲得で来期、ホンダのコンセッションはCランクとなった。8位ビンダー、9位ミラー、10位エネア・バスティアニーニ(KTM)。

年間ポイントはチャンピオンのマルク・マルケス(ドゥカティ)545、2位アレックス・マルケス467。3位ベゼッキ353、4位アコスタ307、5位バニャーヤ288。小椋は89ポイント16位。年間最多22戦が開催されたMotoGP2025年シーズン、MotoGPクラスは次の火曜日には2026年に向けたテストが行なわれる。

スタート前にアレイシ・エスパロガロ(ホンダ)と接触、フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)は転倒、ピットスタートとなった。アレイシ・エスパロガロのマシンはこの接触で破損していた。
2戦連続ポールtoウィンのマルコ・ベゼッキ(アプリリア)と2位ラウル・フェルナンデス(アプリリア)後方には延べ205319人詰めかけた満員の観客が映っている
MotoGP第22戦バレンシアMotoGP決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マルコ・ベゼッキ アプリリア
2 ラウル・マルケス アプリリア 0秒686
3 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 3秒765
4 ペドロ・アコスタ KTM 4秒749
5 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 8秒048
6 アレックス・マルケス ドゥカティ 8秒166
7 ルカ・マリーニ ホンダ 12秒644
8 ブラッド・ビンダー KTM 14秒582
9 ジャック・ミラー ヤマハ 15秒497
10 エネア・バスティアニーニ KTM 17秒460
11 ミゲール・オリベイラ ヤマハ 19秒304
12 ヨハン・ザルコ ホンダ 21秒286
13 ジョアン・ミル ホンダ 22秒079
14 アレックス・リンス ヤマハ 23秒255
15 ニコロ・ブレガ ドゥカティ 26秒144
16 アウグスト・フェルナンデス ヤマハ 36秒854
17 ソムキャット・チャントラ ホンダ 39秒136
RT アレイシ・エスパロガロ ホンダ
RT ファビオ・クアルタラロ ヤマハ
RT マーベリック・ビニャーレス KTM
RT ホルヘ・マルティン アプリリア
RT 小椋藍 アプリリア
RT フランコ・モリビデリ ドゥカティ
RT フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ