MotoGP第6戦カタロニアMoto3クラス3日目、決勝が、スペイン、バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットで開催された。日本時間午後6時(現地時間午前11時)から18周で開催された決勝は、気温19度、路面温度20度、湿度57%、雲はあるものの青空の広がるドライコンディション。
序盤、ギアボックスに問題を抱え8番手まで順位を落としたもののマキシモ・キレス(KTM)が激しい接戦を制し、3連勝。2位は0.094秒差で最終ストレートにダビド・ムニョス(KTM)の前に出たアルバロ・カルペ(KTM)。最終コーナー、キレスに仕掛け前に出ていたムニョスがトップから0.098秒、2位カルペと0.004秒差の3位だった。山中琉聖(KTM)は15位完走で1ポイント獲得。三谷然(ホンダ)は22位完走。
スタートは、3番グリッドからブライアン・ウリアテ(KTM)が好スタートでホールショットを奪う。ムニョス、キレス、マルコ・モレッリ(KTM)、バレンティン・ペローネ(KTM)、ヘスス・リオス(ホンダ)、ダビド・アルマンサ(KTM)、ハキーム・ダニシュ(KTM)、ジョエル・ケルソ(KTM)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)のトップ10で混戦が続いた。
4周目に後方では二コラ・カラッロ(ホンダ)が転倒。グイド・ピニ(KTM)には接触によるロングラップペナルティーが科された。5周が経過してもアルマンサ、ムニョス、フェルナンデス、ダニシュ、ウリアテ、リオス、キレス、カルペのトップ8は約1秒以内で激しくトップを争っていた。5周を終えて、山中は20番手、三谷は24番手。
トップ集団は終始激しく混戦のまま、折り返しとなる9周目、トップはウリアテ。中盤以降も徐々にトップ8に迫る勢いでチーム・ホンダ・アジアのヴェダ・プラタマ(ホンダ)が9番手で走行していた。山中は19番手、三谷は23番手。
序盤はギアトラブルによりなかなかペースを上げられなかったキレスだが、レースの半分を経過し、12周目には7番手、13周目には5番手と後半、徐々にトップへと近付いて行った。残り5周となる14周目には、遂にアルマンサとトップを争い、残り4周では一度はトップに立った。
その後もキレス、アルマンサ、ダニシュ、ウリアテ、ムニョス、カルペ、リオス、モレッリらによるトップ争いの混戦は続く中、残り2周となる17周目、一時は2番手まで順位を上げたリオスが転倒、リタイア。最終ラップを迎え、キレスがトップに立った。
それでもムニョスが果敢に挑み、最終コーナー、キレスの前に出たものの、ホームストレートで再びキレスが抜き返し、キレスがトップでチェッカー。13番グリッドスタートから徐々に順位を上げていたカルペもゴール直前、僅か0.004秒ムニョスの前に出てチェッカーを受けた。3位はキレスと0.098秒差でムニョス。トップ3の差は史上最も少なかった。更にトップのキレスから、8位のプラタマまで0.984秒差。10位のケイシー・オゴーマン(ホンダ)までの差は1.151秒差。トップ10にオゴーマンを含むホンダ勢は3台入った。
山中はトップから9.951秒差の15位でチェッカー。1ポイントを獲得した。三谷はトップとの差が27.942秒差の22位完走。
マシンにトラブルを抱えながらも今季4勝目を挙げたキレスは、地元スペイン、バルセロナでの優勝を喜んだ。自身のSNSには「LS39永遠に」という2016年6月3日にカタルーニャ・サーキット12コーナーでの事故により亡くなったルイス・サロムへのメッセージを残していた。
年間ポイントではキレスが140ポイントでトップ、2番手はフェルナンデス76ポイント、カルペが3番手73ポイントとなっている。山中は7ポイント21番手。
次戦は5月29日の金曜日から第7戦イタリアGPが始まる。

| MotoGP第6戦カタロニアMoto3決勝 |
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|---|---|---|---|
| 順位 | ライダー | 車両 | トップ差 |
| 1 | マキシモ・キレス | KTM | |
| 2 | アルバロ・カルペ | KTM | 0秒094 |
| 3 | ダビド・ムニョス | KTM | 0秒098 |
| 4 | ブライアン・ウリアテ | KTM | 0秒128 |
| 5 | ダビド・アルマンサ | KTM | 0秒552 |
| 6 | マルコ・モレッリ | KTM | 0秒581 |
| 7 | ハキーム・ダニシュ | KTM | 0秒623 |
| 8 | ヴェダ・プラタマ | ホンダ | 0秒984 |
| 9 | エイドリアン・フェルナンデス | ホンダ | 1秒011 |
| 10 | ケイシー・オゴーマン | ホンダ | 1秒151 |
| 15 | 山中琉聖 | KTM | 9秒951 |
| 22 | 三谷然 | ホンダ | 27秒942 |