SBK(スーパーバイク世界選手権)第5戦チェコラウンドは、チェコのアウトドローモ・モストでレース2が開催された。
SBKレース2
SBKのレース2は気温16度、路面温度28度のコンディションの下、22周で争われた。
ポールポジションからニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がレースをリードし、イケル・レクオナ(ドゥカティ)が2番手で続く。二人は接戦を繰り広げながら、2周目には3番手以下に1秒以上のリードを取って接戦のトップ争いを展開。
ブレガは2周目にはレース中のファステストラップを記録し、5周目にはレクオナとの差を0秒817に広げるが、レクオナもプッシュしてその差を縮め、ポジションの入れ替えこそなかったもののの、中盤すぎまで接戦を繰り広げる。
終盤の残り6周あたりからブレガが少しずつ差を広げ、残り2周でコンマ8秒ほどのリードを取ると、そのままトップでチェッカーを受け、開幕戦から全戦でハットトリックとなるシーズン15勝目を達成した。
レクオナは0秒594差の2位に入賞し、チェコラウンドの3レース全てで2位に入賞。ドゥカティが3戦全てでワンツーフィニッシュを飾った。
スタートから3番手をキープしたヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)がトップ争いの二人にはついていけなかったものの、レクオナから14秒935差の3位に入賞。3レース全てで3位表彰台を獲得し、ドゥカティが全レースで表彰台を独占した。
4位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)が入賞。レース中盤までアルベルト・スーラ(ドゥカティ)が4番手につけていたが、バルダサーリは10周目にスーラを交わすと、中盤すぎには単独4番手となり、終盤には3番手のモンテッラとの差を縮め、背後に迫るまでには至らなかったものの、モンテッラと1秒254差の5位に入賞。
バルダサーリが逃げた後、スーラはギャレット・ガーロフ(カワサキ)、アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)と接戦の5番手争いを展開。終盤にはガーロフがスーラを激しくプッシュし、ポジションを入れ替える接戦となったが、残り2周の20コーナーでガーロフが前に出て5位に入賞。スーラはガーロフと0秒230差の6位に入賞。スーラと0秒466差の7位にアレックス・ロウズが入賞した。
8位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)、9位にアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、10位にトーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が入賞。
チャビ・ビエルへ(ヤマハ)が11位、サム・ロウズ(ドゥカティ)が12位、マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)が13位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が14位、ステファノ・マンジ(ヤマハ)が15位に入賞した。
16位にバハティン・ソフォグル(ヤマハ)、17位にマッティア・ラト(ヤマハ)、18位にソムキャット・チャントラ(ホンダ)でチェッカーを受け、國井勇輝(ホンダ)は19位でゴール。
タラン・マッケンジー(ドゥカティ)は5番手を争っていた16周目の10コーナーで転倒。再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイアとなった。
SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温16度、路面温度29度のドライコンディションの下、19周で争われた。
バレンティン・デビス(ZXMOTO)がスタートからレースをリード。1周目を4番手で終えていたジャン・オンジュ(ヤマハ)が3周目にはデビスの背後に迫り接戦のトップ争いを展開。終盤にはトム・ブース-アモス(トライアンフ)がトップ争いに追いつき3人の争いとなるが、ブース-アモスは最終ラップの1コーナーで転倒を喫してしまう。
オンジュが最終ラップの1コーナーでにトップに出るが、15コーナーでデビスが抜き返し、デビスが0秒056差で逃げ切ってダブルウインを達成。僅差の2位にオンジュが入賞。最終ラップのブース-アモスの脱落により、単独4番手を走っていたブース-アモスのチームメイトのオリバー・ベイリス(トライアンフ)が3位に入賞し、開幕戦オーストラリア以来の表彰台を獲得。
岡本裕生(ヤマハ)は13位に入賞し、今シーズン初ポイントを獲得した。
SPBレース2
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース2は気温16度、路面温32度度のドライコンディションの下、12周で争われた。
スタート直後の1コーナーで5台がからむ多重クラッシュが発生したが、レースはそのまま続行。5人のライダーがトップグループを形成し、レース終盤まで順位を入れ替えながら接戦のトップ争いを繰り広げたが、その中から最終ラップのコース終盤の20コーナーで4番手を走っていたチャビ・アルティガス(カワサキ)のインに入ったカス・ビークマンズ(スズキ)が転倒し、アルティガスも巻き込まれて転倒し共にリタイアとなった。
これで3人によるトップ争いとなり、アントニオ・トーレス(カワサキ)が優勝。僅差の2位にブルーノ・イエラチ(トライアンフ)、3位にダビド・サルバドール(カワサキ)が入賞した。
SBK第5戦チェコ SBK レース2 リザルト(22周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 33分20秒149 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 0秒594 |
| 3 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 15秒529 |
| 4 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 16秒783 |
| 5 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 22秒947 |
| 6 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 23秒177 |
| 7 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 23秒643 |
| 8 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 23秒869 |
| 9 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 26秒991 |
| 10 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 27秒740 |
| 11 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 29秒908 |
| 12 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 29秒928 |
| 13 | マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) | 32秒808 |
| 14 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 34秒188 |
| 15 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 39秒887 |
| 16 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 43秒897 |
| 17 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 56秒551 |
| 18 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 57秒480 |
| 19 | 國井勇輝(ホンダ) | 1’09秒585 |
| RET | タラン・マッケンジー(ドゥカティ) | 6周差 |