MotoGP第6戦カタロニアMotoGPクラス3日目、ウオームアップ走行と決勝が、スペイン、バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットで開催された。ウオームアップ走行後にはパレードなども行なわれ、会場は和やかな雰囲気だった。

日本時間午後9時(現地時間午後2時)から27周で開催されるはずだった決勝は、2度に渡る赤旗中断。事故によりアレックス・マルケス(ドゥカティ)とヨハン・ザルコ(ホンダ)は病院に搬送される中、12周と短縮され再開された。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)が2023年カタールGP以来の優勝。タイヤ圧違反で降格したジョアン・ミル(ホンダ)の繰り上がり、2位フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。3位フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)でドゥカティ勢が表彰台を独占した。

小椋藍(アプリリア)は最終ラップ最終コーナーで、前を行くペドロ・アコスタ(KTM)を抜いて4位を狙い、インに入り接触。ペナルティー3秒加算で9位、9ポイントを獲得した。

最初のレースは、P.P.スタートのアコスタが好スタートでホールショットを獲得。ラウル・フェルナンデス(アプリリア)、アレックス・マルケス、ヨハン・ザルコ(ホンダ)、フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)、ホルヘ・マルティン(アプリリア)、ジャンアントニオ、マルコ・ベゼッキ(アプリリア)、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、ルカ・マリーニ(ホンダ)のトップ10でオープニングラップを終えた。

5周目には一時ラウル・フェルナンデスがトップに立つ。9周目、再びアコスタがトップを奪い、10周目にはアレックス・マルケスが2番手に浮上していた。10周目にエネア・バスティアニーニ(KTM)がマシントラブルでリタイア。12周目、トップ走行中のアコスタが9コーナーを過ぎマシントラブルで手を挙げたが、アレックス・マルケスは避け切れずアコスタと接触。アレックス・マルケスのマシンは大破し、後方のラウル・フェルナンデス、ザルコにも破片が当たった。

アレックス・マルケスは精密検査のために病院へ搬送。バスティアニーニはマシントラブルで再スタートからは欠場となり、13周でレースは再スタート。グリッド順は11周目までの順位で決められた。最初のレースで18番グリッドから12番手まで順位を上げていた小椋藍(アプリリア)は、11番グリッドからの再スタート。

アコスタがP.P.でホールショットを獲った1回目の再スタート13周のレースは、1コーナーでザルコ、マリーニ、バニャーヤの接触事故が起き、再び赤旗中断。ザルコは病院へ搬送された。

12周となった2度目の再スタートもアコスタがホールショット。その後ろでは、5コーナーでホルヘ・マルティン(アプリリア)とラウル・フェルナンデスによる2番手争いが接触、転倒。両者とも転倒からは復帰したものの、最後尾。

トップはアコスタ、2番手ミル、3番手バニャーヤとなったが、6番グリッドスタートのジャンアントニオが追い上げる。11番グリッドスタートの小椋も2周目には7番手、5周目6番手、8周目5番手まで順位を上げた。

ジャンアントニオは残り3周でアコスタを捉え、トップへ浮上。そのままトップチェッカーを受けた。ミルが2位チェッカーだったが、ミルはタイヤ内圧違反で16秒加算ペナルティー。3位でチェッカーを受けたアルデゲールが2位。3位はバニャーヤ。ラウル・フェルナンデス、トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)、アレックス・リンス(ヤマハ)、ジャック・ミラー(ヤマハ)にも14秒加算された。小椋は4位でチェッカーを受けたものの、ペナルティーで9位。

2週間後の次戦、第7戦イタリアGPは安全性を最重視して開催されることを願う。

延べ184857人の観衆もケガをしたライダーの早期回復を願っている

 

MotoGP第6戦カタロニアMotoGP決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ
2 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 1秒466
3 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 4秒320
4 マルコ・ベゼッキ アプリリア 4秒679
5 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 4秒876
6 ルカ・マリーニ ホンダ 4秒971
7 ブラッド・ビンダー KTM 5秒137
8 小椋藍 アプリリア 5秒377
9 ディオゴ・モレイラ ホンダ 6秒839
10 アレックス・リンス ヤマハ 6秒916
11 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 7秒160
12 マーベリック・ビニャーレス KTM 10秒147
13 アウグスト・フェルナンデス ヤマハ 16秒245
14 ジョアン・ミル ホンダ 17秒250
15 ジャック・ミラー ヤマハ 26秒452
16 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 27秒808
17 ラウル・フェルナンデス アプリリア 31秒066
RT ホルヘ・マルティン アプリリア
RT ペドロ・アコスタ KTM
NC アレックス・マルケス ドゥカティ
NC ヨハン・ザルコ ホンダ
NC エネア・バスティアニーニ KTM