SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦イギリスラウンドは、イギリスのドニントン・パークでレース2が開催された。
SBKレース2
SBKのレース2は気温25度、路面温度39度のドライコンディションの下、23周で争われた。
ポールポジションからスタートしたニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がスタートからトップに立ち、2番グリッドからスタートしたヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が2番手、アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が3番手で続く。スーパーポールレースで転倒リタイアに終わり、10番グリッドスタートとなったイケル・レクオナ(ドゥカティ)は1周目に7番手まで挽回してトップ争いを追う。
ブレガは周回ごとに2番手以下との差を広げ、5周目には2番手のモンテッラに約1秒のリードを取り、レース中盤にはその差を約2秒にまで広げる。その後方からはレクオナが追い上げ、7周目には3番手に浮上。中盤の14周目にはモンテッラの背後まで迫ると、16周目の最終コーナーでモンテッラを交わして2番手に浮上する。しかし、この時点でトップを行くブレガとの間には約2秒半の差があり、レクオナの追い上げもここまで。ブレガは終盤もリードを広げて、トップでチェッカーを受けた。
4秒161差の2位にレクオナが続き、モンテッラはレクオナと2秒689差の3位に続き、ドゥカティがイギリスラウンド3レースで表彰台を独占し、4戦を残してドゥカティがマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。
4番手争いはアレックス・ロウズがリードしていたが、終盤に追い上げてきたアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)とのチームメイト同士の戦いとなり、残り3周でバッサーニが前に出て4位に入賞。0秒236差の5位にアレックス・ロウズが入賞した。6位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)が入賞。
中盤まで4番手を争そっていたサム・ロウズ(ドゥカティ)は中盤すぎから後退し、7位入賞。8位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)、9位にチャビ・ビエルへ(ヤマハ)、10位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が入賞。
アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が11位、ミゲール・オリベイラ(BMW)が12位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が13位、ジョナサン・レイ(ホンダ)が14位、ダニロ・ペトルッチ(BMW)が15位に入賞。
ステファノ・マンジ(ヤマハ)が16位ジェイク・ディクソン(ホンダ)が17位マッティア・ラト(ヤマハ)が18位でゴール。
バハティン・ソフォグル(ヤマハ)とソムキャット・チャントラ(ホンダ)は3周目の11コーナーで接触転倒、ソフォグルは再スタートして19位でゴール。チャントラはリタイアに終わった。トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)は6番手走行中の8周目にマシントラブルでリタイア。
SBKシリーズもこれでサマーブレイクに入り、9月4日から6日にフランスのマニクールで開催される第9戦フランスラウンドで終盤戦のスタートとなる、
SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温25度、路面温度41度のドライコンディションの下、19周で争われた。
好スタートを決めたアルディ・マヘンドラ(ヤマハ)がレースをリードする。3周目にポールスタートのジャン・オンジュ(ヤマハ)がトップに立つが、5、6人のライダーがトップグループを形成し、接戦を展開。
9周目にトム・ブース-アモス(トライアンフ)がトップに浮上するが、10周目にはアルベルト・アレナス(ヤマハ)、そして11周目には再びオンジュがトップに立つなど中盤は5人のライダーがトップ集団の中で争う。
12周目にアレナスがトップに立つが、13周目に再びトップに立ったブース-アモスが、その後、後続とのリードを広げ、レース終盤は単独トップで周回を重ね、レース1に続いて優勝、ホームレースでダブルウインを達成した。
1秒537差の2位にアルベルト・アレナス(ヤマハ)が入賞。終盤にポジションを上げたジャウメ・マシア(ドゥカティ)3位に入賞した。岡本裕生(ヤマハ)は20位でチェッカーを受けた。
ヤマハR3レース1
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース2は気温21度、路面温度30度のドライコンディションの下、10周で争われた。
レース2は集団の接戦の中で接触転倒など荒れた展開となり、3周目の7コーナーで、先頭グループの中での転倒の混乱の後、クリストファー・クラークが4周目にトップに立つと、ライバルのロングラップペナルティなどでリードを広げ、そのままトップでチェッカーを受けた。2位にアンジェロ・モットーラ、3位にエマニュエル・パストーレが入賞。竹本倫太郎が最後まで表彰台争いに加わり4位に入賞した。
岡田陽大はトップ集団につけていた5周目のシケイン進入で後方で接触して転倒したマシンの直撃を受けて転倒しリタイア。髙平理智はトップを争っていた2周目の7コーナーで、イン側で接触し転倒したマシンに当てられて転倒リタイアに終わった。
FIM WCRレース2
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース2は気温25度、路面温度40度のドライコンディションの下、12周で争われた。
ポールスタートのマリア・エレーラ(ヤマハ)がレースをリード。序盤はパオラ・ラモス(ヤマハ)と接戦を繰り広げる。その後、エレーラがリードを広げるが、終盤にラモスが追いつき、残り2周は接戦のバトルとなる。最終ラップの6コーナーでラモスがエレーラに並ぶが両者接触、ラモスが転倒を喫してしまう。
エレーラはトップでチェッカーを受けたが、ラモスとの接触により危険走行のペナルティを受け、ダブルロングラップペナルティ相当の6秒のタイムペナルティとなり、2位となった。優勝ならば最終戦(ヘレス)を残してエレーラのチャンピオン獲得が確定していたが、2位に降格したためタイトル争いの決着は最終戦に持ち越されることになった。
2位でチェッカーを受けたビアトリス・ネイラ(ヤマハ)が優勝。3位にロベルタ・ポンジアーニ(ヤマハ)が入賞した。
SBK第8戦イギリス SBK レース2 リザルト(23周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 32分56秒440 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 4秒161 |
| 3 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 6秒850 |
| 4 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 15秒346 |
| 5 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 15秒582 |
| 6 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 16秒656 |
| 7 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 22秒438 |
| 8 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 24秒748 |
| 9 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 25秒293 |
| 10 | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 26秒627 |
| 11 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 28秒455 |
| 12 | ミゲール・オリベイラ(BMW) | 29秒428 |
| 13 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 31秒609 |
| 14 | ジョナサン・レイ(ホンダ) | 32秒178 |
| 15 | ダニロ・ペトルッチ(BMW) | 39秒728 |
| 16 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 42秒288 |
| 17 | ジェイク・ディクソン(ホンダ) | 43秒820 |
| 18 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 50秒244 |
| 19 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 4周遅れ |
| RET | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 4周遅れ |
| RET | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 16周遅れ |