MotoGP第12戦イギリスMotoGPクラス初日、フリー走行1とプラクティスが、ロンドンとバーミンガムの間に位置するシルバーストン・サーキットで開催された。トップタイムは、ケガから復帰したばかりのマルコ・ベゼッキ(アプリリア)が記録した。小椋藍(アプリリア)は5番手でダイレクトQ2スタートを獲得し、初日を終えた。

日本時間午後7時45分(現地時間午前11時45分)から45分間行なわれたフリー走行1は、気温19度、路面温度34度、湿度46%、所々に雲はあるものの青空の広がるドライコンディション。今大会、ケガのためマーベリック・ビニャーレス(KTM)は欠場。代役としてテストライダーのポル・エスパロガロ(KTM)が参戦している。ヤマハからはワイルドカード参戦でアウグスト・フェルナンデス(ヤマハ)が出場。

フリー走行1では、アレックス・マルケス(ドゥカティ)が1分58秒692をマークしてトップタイムだった。2番手はベゼッキで記録は1分58秒865、3番手にはペドロ・アコスタ(KTM)が入り、タイムは1分58秒974だった。小椋は最終18周目に1分59秒265をマークして7番手だった。

日本時間深夜12時(現地時間午後4時)から1時間で開催されたプラクティスは、気温23度、路面温度46度、湿度32%、雲一つないドライコンディション。青空の下、多くの観客がビールなどを片手に楽しんでいた。

このセッションでは、マルク・マルケス(ドゥカティ)が15周目に1分57秒035を記録、昨年のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が樹立していた1分57秒233のコースレコードを更新。直後、小椋が16周目に1分56秒810をマークし、初の1分56秒台を記録してトップに立った。

その後、小椋のチームメイトで来期もトラックハウス・レーシングに残留することが今週発表されたばかりのラウル・フェルナンデス(アプリリア)が1分56秒615までタイムを縮めて首位に立つ。さらに、19周目でベゼッキが1分56秒280を記録して、コースレコードを塗り替えて初日トップタイムとなった。

ラウル・フェルナンデスが2番手、3番手には19周目に1分56秒678を記録したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)が入った。4番手はホルヘ・マルティン(アプリリア)で記録は1分56秒780。小椋は16周目のタイムで、5番手。トップのベゼッキとは0.530秒差。マルク・マルケスが6番手。18周目1分57秒030まで記録を伸ばしたアレックス・マルケスが7番手。8番手はホンダ勢トップのジョアン・ミル(ホンダ)でタイムは1分57秒111。

トップから8番手までが昨年のクアルタラロのコースレコードを上回るラップタイムを記録した。トップから8番手までが0.831秒差にひしめく接戦となった。9番手はヤマハ勢トップのジャック・ミラー(ヤマハ)。10番手はKTM勢トップで4コーナーでの転倒も喫していたペドロ・アコスタ(KTM)。この10名は明日の予選でダイレクトQ2スタートができる。

明日は日本時間午後7時10分(現地時間午前11時10分)から30分間のフリー走行2が行われ、続けて日本時間午後7時50分(現地時間午前11時50分)から15分間の予選Q1が始まる。プラクティス11番手以下のライダーが争うQ1の上位2名とプラクティスのトップ10ライダーによって、予選Q2は日本時間午後8時15分(現地時間午後12時15分)から15分間で開催される。

更に日本時間深夜12時(現地時間午後4時)からは10周のスプリントも開催される。木曜日の会見では小椋は「コースが長い分、周回数が少なくて済む所が一番好きなポイント」と語った。2026年シーズンで最長レイアウトを誇るシルバーストン・サーキット。小椋のスプリント初優勝に期待が高まる。

MotoGP第12戦イギリスMotoGPプラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 マルコ・ベゼッキ アプリリア 1分56秒280 P
2 ラウル・フェルナンデス アプリリア 1分56秒615 P
3 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 1分56秒678 P
4 ホルヘ・マルティン アプリリア 1分56秒780 P
5 小椋藍 アプリリア 1分56秒810 P
6 マルク・マルケス ドゥカティ 1分57秒013 P
7 アレックス・マルケス ドゥカティ 1分57秒030 P
8 ジョアン・ミル ホンダ 1分57秒111 P
9 ジャック・ミラー ヤマハ 1分57秒322 P
10 ペドロ・アコスタ KTM 1分57秒363 P
11 エネア・バスティアニーニ KTM 1分57秒592 P
12 ルカ・マリーニ ホンダ 1分57秒605 P
13 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 1分57秒691 P
14 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 1分57秒753 P
15 ディオゴ・モレイラ ホンダ 1分57秒767 P
16 イケル・レクオナ ドゥカティ 1分57秒774 P
17 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 1分57秒916 P
18 ブラッド・ビンダー KTM 1分57秒920 P
19 アレックス・リンス ヤマハ 1分57秒998 P
20 カル・クラッチロー ホンダ 1分58秒180 P
21 ポル・エスパロガロ KTM 1分58秒322 P
22 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 1分58秒621 P
23 アウグスト・フェルナンデス ヤマハ 1分58秒830 P