MotoGP第15戦オーストリアGPが今週末、オーストリア、ザルツブルク南東約200kmに位置するレッドブル・リンクで開催される。全長4.35km、最大ストレート810m、右コーナー8、左コーナー3。
MotoGPクラスでは、2024年王者のホルヘ・マルティン(アプリリア)と昨年度でMotoGPクラス通算7度のチャンピオンに輝いているマルク・マルケス(ドゥカティ)がポイントトップで並び、迎える第15戦。今大会は、日本でのトレーニング中のケガにより2戦連続で欠場していた小椋藍(アプリリア)が木曜日のメディカルチェックを通過できれば復帰する。小椋は現在209ポイント、トップ二人とは71ポイント差6番手に着けている。
前戦イタリア、サンマリノの地元でポールポジションを獲得しながら、決勝ではファーストラップでの転倒を喫したマルコ・ベゼッキ(アプリリア)は、現在トップとは33ポイント差の241ポイントで3番手に着けている。ここまで全大会でポイントを獲得、総合223ポイントを獲得中のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)がランキング4番手。前戦決勝は、2位表彰台を獲得し、チームの地元オーストリアへ乗り込むペドロ・アコスタ(KTM)。
現在ランキング7位は小椋のチームメイト、今シーズンはイギリスGPで優勝もしているラウル・フェルナンデス(アプリリア)。前戦、決勝ではケガから復帰後初となる2位表彰台を獲得したアレックス・マルケス(ドゥカティ)はランキング8位に着けている。9番手は、現在3戦連続ノーポイントに終わっているフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)だが、このサーキットでは2022年から3戦連続で決勝優勝している。10番手は、昨年レッドブル・リンクで2位表彰台を獲得したフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。
ホンダ勢でランキングトップとなる11番手のルカ・マリーニ(ホンダ)もジャンアントニオに続き全戦ポイントを獲得している。マリーニ、ジャンアントニオと並び、前戦決勝は激しい7位争いをしたエネア・バスティアニーニ(KTM)。2021年、チームの地元であるこのサーキットで優勝し、観衆を沸かせたブラッド・ビンダー(KTM)。今大会もマーベリック・ビニャーレス(KTM)は欠場し、ポル・エスパロガロ(KTM)が代役参戦する。
昨年はMoto2クラスでオーストリアGP優勝を果たしたディオゴ・モレイラ(ホンダ)。サンマリノでは10位に入り、2022年はこのサーキットで2位表彰台を獲得したファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。2022年の3位表彰台はジャック・ミラー(ヤマハ)だった。前戦決勝はハンガリーに続く自己ベストとなる12位に入ったトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)。MotoGPで最後のレッドブル・リンク走行となるアレックス・リンス(ヤマハ)。
前戦はスプリント12位、決勝13位だったフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)。サンマリノのスプリントではトップ10入りを果たしたヨハン・ザルコ(ホンダ)。サンマリノで体調不良もあり決勝をリタイアしていたジョアン・ミル(ホンダ)は、今大会は体調不良のために欠場する。代役は、テストライダーの中上貴晶(ホンダ)が参戦する。
Moto2クラスでは、サンマリノで優勝したマニュエル・ゴンザレス(カレックス)がポイント首位をキープ。今週に入り、チームメイトのセナ・アギウス(カレックス)が来期テック3・KTMからMotoGPへ昇格するというニュースが入った。前戦17位の古里太陽(カレックス)、マシントラブルでスタートできなかった佐々木歩夢(カレックス)にも期待したい。
Moto3クラスでは、日本GP前最後のレースで山中琉聖(KTM)、三谷然(ホンダ)が健闘できることを願う。
第15戦オーストリアGPは今週末、金曜日から走行が始まる。