MotoGP第15戦オーストリアGPの2日目、MotoGPクラスはオーストリアのレッドブル・リンクでスプリントレースを行なった。

スプリントレースは気温22度、路面温度19度のドライコンディションの下、14周で争そわれた。

ポールポジションからスタートしたホルヘ・マルティン(アプリリア)が1コーナーにトップで入るが、シケイン状の2コーナー進入でマルク・マルケス(ドゥカティ)がマルティンのインをつく。マルティンは2コーナーの切り返しで失速し、7番手まで後退。マルク・マルケスはトップに立ったが、続く3コーナーでラインがややワイドになり、インから交わしたペドロ・アコスタ(KTM)がトップに浮上する。

トップに立ったアコスタは、周回ごとに2番手以下とのリードを広げ独走体制を築き、マルク・マルケスとマルコ・ベゼッキ(アプリリア)が2番手を争そう。

1周目のコントロールラインを7番手で通過したマルティンは周回ごとにポジションを挽回。5周目には4番手に上がると、6周目には3番手のベゼッキの背後に迫り、7周目の1コーナーでベゼッキを交わして3番手に浮上。そのまま前を行くマルク・マルケスとの差を縮め、8周目の1コーナーを交わして2番手に浮上する。

この時点でトップを行くアコスタは2番手に約2秒半のリードを取っていたが、12周目の2コーナー進入で転倒。すぐに再スタートを切るが、13番手まで後退。これでマルティンがトップとなり、2番手にマルク・マルケス、3番手にベゼッキが続く。

トップに立ったマルティンは、2番手のマルク・マルケスを引き離し、1秒026差をつけて優勝、スプリントではシーズン4勝目を記録し、マルク・マルケスに3ポイントの差をつけて、再びチャンピオンシップリーダーとなった。

4位に小椋 藍(アプリリア)が入賞。5番グリッドからスタートした小椋は1周目を5番手で通過。4周目にアレックス・マルケス(ドゥカティ)に交わされて6番手となるが、終盤の11周目にアレックス・マルケスを交わして5番手に復帰。12周目のアコスタの転倒により4番手に上がり、復帰戦で4位に入賞した。

5位にアレックス・マルケス(ドゥカティ)、6位にフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、7位にヨハン・ザルコ(ホンダ)、8位にフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)、9位にブラッド・ビンダー(KTM)が入賞。

10位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)が続き、エネア・バスティアニーニ(KTM)が11位、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が12位、ルカ・マリーニ(ホンダ)が13位、ポル・エスパルガロ(KTM)が14位でチェッカーを受けた。

中上 貴晶(ホンダ)は18番グリッドからスタートし、序盤は20番手で周回を重ねたが、その後、ポジションを上げ、15位でチェッカーを受けた。

ディオゴ・モレイラ(ホンダ)はジャンプスタートによるダブルロングラップペナルティを科せられ、16位でゴール。、トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)が17位、アレックス・リンス(ヤマハ)が18位で続き、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)もジャンプスタートでダブルロングラップペナルティを科せられ19位でゴール。ジャック・ミラー(ヤマハ)は20位でチェッカーを受けた。

ペドロ・アコスタ(KTM)は再スタートしたものの、ピットに戻りリタイア。フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)は11周目の2コーナーで転倒しリタイアに終わった。

MotoGP第15戦オーストリアGP MotoGPクラス スプリント(14周)

順位 ライダー トップ差
1 ホルヘ・マルティン(アプリリア) 20分57秒387
2 マルク・マルケス(ドゥカティ) 1秒026
3 マルコ・ベゼッキ(アプリリア) 1秒675
4 小椋 藍(アプリリア) 3秒495
5 アレックス・マルケス(ドゥカティ) 4秒447
6 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 5秒142
7 ヨハン・ザルコ(ホンダ) 5秒895
8 フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ) 6秒810
9 ブラッド・ビンダー(KTM) 7秒233
10 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ) 9秒228
11 エネア・バスティアニーニ(KTM) 11秒580
12 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 13秒050
13 ルカ・マリーニ(ホンダ) 15秒076
14 ポル・エスパルガロ(KTM) 18秒373
15 中上 貴晶(ホンダ) 19秒201
16 ディオゴ・モレイラ(ホンダ) 20秒503
17 トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ) 20秒964
18 アレックス・リンス(ヤマハ) 21秒054
19 ラウル・フェルナンデス(アプリリア) 22秒646
20 ジャック・ミラー(ヤマハ) 26秒053
RET ペドロ・アコスタ(KTM) 1周遅れ
RET フランコ・モルビデリ(ドゥカティ) 4周遅れ