全日本ロードレース選手権最終戦MFJ-GP鈴鹿のJSB1000予選は長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)が制した。
朝から雨が降り続いた予選日。薄暗い中での40分間の予選セッション。開始早々トップに立った國井勇輝(SDG Team HARC-PRO.Honda)は2分23秒台、2分21秒台と徐々にペースアップ。國井にポールポジション争いを挑んだのは前戦の覇者である長島。二人は2分20秒、2分19秒、2分18秒と共に1秒ずつタイムを短縮。リーダーボードの名前をくるくると入れ替える。さらにスポット参戦の高橋巧(Honda HRC Test team)もこの争いに加わる。
セッション開始から15分。関口太郎(SANMEI T.TARO PLUSONE with SDG)の転倒で赤旗中断。
8分程でセッション再開。
真っ先に2分17秒台に突入したのは長島。再開から10分程が経ったところで水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)が2分16秒台で長島からトップの座を奪い取る。長島も2分16秒台にタイムを入れて首位奪回と、激しいタイムアタック合戦を展開。さらに高橋も2分16秒台をマーク。長島、高橋、水野の3台での2分16秒台での争いが開始される。
セッション終盤は雨が強まり、児玉勇太(MARUMAE Team KODAMA)、スポット参戦でリーダーボード上位につけていた渥美心(Yoshimura SERT Motul)が次々に転倒。これでほぼタイムアタック合戦は終了。長島がポールポジション。高橋が2番手、水野が3番手というフロントロウになった。
ポールポジション/長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)
「鈴鹿は苦労するだろうなって予想していたので、雨になって岡山同様こんなにペースよく走れるとは思っていませんでした。正直ポールポジションを取れるとは思っていなかったのでうれしいです。現状ではうまく走れていますし、チャンピオンシップに関してはもうだいぶ離れてはいますが、こういうコンディションだと、何があるか本当に分からないので、チャンスが来たらもちろん全力で取りに行きます。タイヤも今回は新しいものを試して、こうやってポールポジションを取れたので、開発も順調に進んでいます。決勝に向けてもしっかり組み立てていきたいと思います」