MotoGP第19戦マレーシアが今週末、クアラルンプール国際空港から車で15分程のペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催される。全長5.54km、最長ストレート920m、右コーナー10、左コーナー5。
MotoGPクラスは、前戦オーストラリアGPスプリントで勝利したマルク・マルケス(ドゥカティ)がここまで合計365ポイントを獲得してポイントトップ。2番手で355ポイントのホルヘ・マルティン(アプリリア)に10ポイント差をつけた。マルティンは、スプリントでの転倒により右手首を骨折したが、地元スペインには戻らず、ケガの治療を続けている。今大会の出場は未定とされている。
ポイントランク3番手のマルコ・ベゼッキ(アプリリア)は現在315ポイントを獲得、トップのマルク・マルケスとは50ポイント差で、計算上2戦で逆転は可能なポイント差。今年、念願の初優勝をオーストリアGPで果たし、現在263ポイントのペドロ・アコスタ(KTM)が4番手。アコスタは昨年マレーシア決勝、2位表彰台を獲得している。小椋藍(アプリリア)は現在259ポイントで5番手につけている。小椋はMotoGPルーキーだった昨年、マレーシア決勝ではトップ10に入っている。
現在252ポイントでランク6番手はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。7番手は現在236ポイントでラウル・フェルナンデス(アプリリア)、開催が不安視されているカタールGPも合わせた残りレース数だと、計算上この7名にはチャンピオンの可能性が残っている。
昨年のマレーシアGPでは決勝で優勝を果たしたアレックス・マルケス(ドゥカティ)。マレーシアでは昨年スプリントと2024年決勝で勝利しているフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。2023年決勝優勝のエネア・バスティアニーニ(KTM)。ホンダ勢ポイント最上位、前戦オーストラリアは体調不良で欠場したルカ・マリーニ(ホンダ)。体調不良で4戦離脱していたジョアン・ミル(ホンダ)が昨年決勝は3位表彰台を獲得しているコース。2人の復帰が待ち望まれる。
第6戦カタロニアGP以降、全戦でポイント獲得を続けるブラッド・ビンダー(KTM)。前戦オーストラリアGPスプリントでは8位に入ったディオゴ・モレイラ(ホンダ)。フィリップアイランドの歴代コースレコードを残し、前戦スプリントでは10位だったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。ジャック・ミラー(ヤマハ)とアレックス・リンス(ヤマハ)、フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)にとってはMotoGPで走る最後のセパン。肩のケガのため欠場するトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)の代役で、アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ)が再び参戦する。
フィリップでは雨の中予選3位を獲得したヨハン・ザルコ(ホンダ)。肩のケガから回復途中のマーベリック・ビニャーレス(KTM)は、決勝トップ10入りを目指したい場所。今大会もフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)の代役はフィリップのスプリントでポイント獲得を果たしたイケル・レクオナ(ドゥカティ)。
Moto2クラスでは、ポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)と2番手イザン・グエバラ(ボスコスクーロ)は5.5ポイント差となっている。このコースでは、2023年Moto3で2位表彰台を獲得している佐々木歩夢(カレックス)、昨年Moto3で初優勝した古里太陽(カレックス)に期待したい。
Moto3クラスは、チャンピオンのマキシモ・キレス(KTM)が勝利数記録をどこまで伸ばすのか。昨年はここで4位だった山中琉聖(KTM)とATC出身の三谷然(ホンダ)にも注目したい。
第19戦マレーシアGPの走行は、今週金曜日、日本時間午前10時(現地午前9時)からMoto3クラスのフリー走行1で始まる。