全日本ロードレース選手権最終戦MFJ-GPのST600は松岡玲(ITO RACING BORG CUSTOM)が制した。

 前戦同様に朝から雨が降ったりやんだり、雨脚が強まったり弱まったりと不安定な決勝日。この日の最後にスケジュールされたST600決勝は13周から8周に変更された。

 雨脚が強まる中でのスタート。松岡、高橋匠(K-FUND GBSracing)、長尾健吾(TEAMKENKEN YTch)、伊達悠太(BATTLE FACTORY)がトップ集団を形成する。

 2周目に高橋が首位奪取。その間に小山知良(JAPAN POST docomo Business TP)、千田俊輝(SE COMPETITION)が追い付いてトップ集団は6台に膨れる。

 高橋はペースを上げて逃げにかかる。長尾と松岡はサイドbyサイドの2位争いに移行。伊達、小山、千田が4位争いを開始。

 逃げる高橋をハイペースで追いかけ始めたのは長尾。松岡も長尾の背後につけて共に高橋を追う。後続を引き離して三つ巴が展開される。

 6周目。長尾がトップ浮上。高橋は背後につけて逆転をねらう。

 7周目。高橋が痛恨の転倒。長尾の背後には今度は松岡が迫る。

 最終ラップ。松岡がトップに浮上。長尾はシケインでの逆転をねらう。しかし止まりきれずに前に出られず。これで松岡が2連勝し、全日本初タイトルを獲得。長尾は悔しい2位フィニッシュ。小山はタイトルを逃したものの3位表彰台を獲得した。