MotoGP第19戦マレーシアGP、Moto2クラス3日目の決勝が日曜日、マレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された。ダビド・アロンソ(カレックス)が今季2勝目を挙げた。古里太陽(カレックス)と佐々木歩夢(カレックス)はそれぞれ15コーナーで転倒、リタイアに終わった。

日本時間午後2時15分(現地午後1時15分)から17周で開催された決勝は、気温35度、路面温度53度、湿度48%、雲が出てきたがドライコンディション。グリッドでは、各ライダーが日陰や冷たいタオルなどで暑さをしのいでスタートを待っていた。

スタートはポールポジションからダニエル・オルガド(カレックス)がホールショットを獲得。その後ろに、アンヘル・ピケラス(カレックス)、ダビド・アロンソ、イザン・グエバラ(ボスコスクーロ)、アロンソ・ロペス(カレックス)、ダニエル・ムニョス(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、コリン・ベイヤー(カレックス)、イバン・オルトラ(カレックス)、マリオ・アジ(カレックス)のトップ10でファーストラップを終えた。15番グリッドスタートの古里は26番手、22番グリッドスタートの佐々木は18番手で1周目を通過した。

2周目に2分04秒422のレース最速ラップを記録したダビド・アロンソは、9コーナーでピケラスをパス。トップのオルガドに並ぼうとしていた。2周目、マリオ・アジ(カレックス)が転倒、再スタートを切ったもののリタイア。デニス・オンジュ(ボスコスクーロ)も転倒、リタイア。4周目にはルカ・ルネッタ(ボスコスクーロ)が転倒、再スタートを切ったものの5周目にリタイア。

6周目にオルガドを捉えトップに立ったダビド・アロンソは、その後も安定した走りを続けた。10周目には、古里が15コーナーで転倒、リタイア。11周目には佐々木が同じ15コーナーで転倒、リタイア。14周目にはアロン・カネト(ボスコスクーロ)の代役、ジェイコブ・ルールストン(ボスコスクーロ)も転倒、リタイア。低グリップの路面、湿度温度ともに高い過酷な状況下で、転倒が多かった。

12周目には1秒以上あったトップのダビド・アロンソと2番手オルガドの差は、残り3周となる15周目では0秒3ほどまで縮まった。しかし、ダビド・アロンソは最後までトップを守り続けて、今季2度目のトップチェッカーを受けた。2位はオルガド。第17戦インドネシアGPでは、オルガドがダビド・アロンソを巻き込み転倒。再開後のレースでオルガドが3位表彰台を獲得したが、ダビド・アロンソはマシンが大破し出走できなかった。以降、二人は口もきかない状態のチームメイトとなっていたが、今日のワンツーフィニッシュ後のパルクフェルメではお互いを称え合っていた。

3位にはルーキーのピケラスが入り、Moto2クラス初となる表彰台を獲得した。4位グエバラ、5位ゴンザレス、6位エイドリアン・ウエルタス(カレックス)、7位ベイヤー、8位オルトラ、9位セレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)、10位アレックス・エスクリグ(フォワード)。

この結果を受けて、チャンピオンシップポイントランクは、ゴンザレスが276.5ポイントでトップ。2番手グエバラは273ポイントで二人の差はわずか3.5ポイントとなった。計算上でも、チャンピオンの可能性はこの二人に絞られた。次戦は第20戦カタールGPが、来週金曜日から始まる予定となっている。

今シーズン第10戦オランダGP以来の優勝を遂げたダビド・アロンソ(カレックス)

 

MotoGP第19戦マレーシアMoto2決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 ダビド・アロンソ ボスコスクーロ
2 ダニエル・オルガド カレックス 1秒932
3 アンヘル・ピケラス カレックス 3秒565
4 イザン・グエバラ ボスコスクーロ 6秒182
5 マニュエル・ゴンザレス カレックス 14秒130
6 エイドリアン・ウエルタス カレックス 16秒651
7 コリン・ベイヤー カレックス 17秒705
8 イバン・オルトラ カレックス 17秒981
9 セレスティーノ・ビエッティ ボスコスクーロ 18秒553
10 アレックス・エスクリグ カレックス 19秒175
11 ホセ・アントニオ・ルエダ カレックス 20秒150
12 アロンソ・ロペス カレックス 20秒334
13 ダニエル・ムニョス カレックス 20秒751
14 フィリップ・サラッチ カレックス 22秒298
15 セナ・アギウス カレックス 23秒683
16 トニー・アルボリーノ カレックス 24秒858
17 バリー・バルタス カレックス 27秒725
18 ジョー・ロバーツ カレックス 27秒878
19 ジャビ・ズルトゥーザ フォワード 29秒059
20 アルベルト・フェランデス ボスコスクーロ 30秒301
21 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク カレックス 33秒279
22 マッテオ・フェラーリ カレックス 42秒658
RT ジェイコブ・ルールストン ボスコスクーロ –
RT 佐々木歩夢 カレックス –
RT 古里太陽 カレックス –
RT ルカ・ルネッタ ボスコスクーロ –
RT デニス・オンジュ ボスコスクーロ –
RT マリオ・アジ カレックス –