MotoGP第19戦マレーシアGP、MotoGPクラス3日目ウオームアップ走行と決勝が日曜日、クアラルンプール国際空港から車で約15分のペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された。優勝はマルク・マルケス(ドゥカティ)、ペドロ・アコスタ(KTM)が2位に入り、3位アレックス・マルケス(ドゥカティ)。小椋藍(アプリリア)は4位で13ポイントを獲得した。

日本時間午前11時40分(現地午前10時40分)から10分間のウオームアップ走行でも、トップタイムを記録したのはマルク・マルケス。2番手アレックス・マルケス、3番手アコスタ、4番手が小椋だった。その後、トークやサイン会が行われ、3日間の延べ観客数は196542人を記録したセパン・インターナショナル・サーキットは熱気に包まれた。

日本時間午後4時(現地午後3時)から20周で開催された決勝は、気温36度、路面温度55度、湿度47%、部分的には雲があるドライコンディション。全員タイヤは前後ソフトを装着していた。スタートから、ポールポジションのアレックス・マルケスと2番手マルク・マルケスの激しいバトルから始まった。

トップのマルク・マルケスは2番手アレックス・マルケスに0秒3ほどの差をつけてファーストラップを終えた。3番手以降が、アコスタ、小椋、マルコ・ベゼッキ(アプリリア)、エネア・バスティアニーニ(KTM)、ヨハン・ザルコ(ホンダ)、ルカ・マリーニ(ホンダ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、ジョアン・ミル(ホンダ)のトップ10で続いた。2周目でアウグスト・フェルナンデス(ヤマハ)は転倒、リタイア。

アコスタは2周目に1分59秒261のレース最速ラップをマークしてアレックス・マルケスに迫った。ベゼッキは2周目に小椋をパスして3番手へ浮上。9周目に入り、トップ10圏内を争っていたミルが体調不良のためピットイン、リタイア。折り返しとなる10周目を迎えると、アコスタがアレックス・マルケスを捉えて2番手へ上がった。

13周目には13番手を走行中のディオゴ・モレイラ(ホンダ)が転倒、再スタートを切ったが、15周目にリタイア。17周目を迎えると、7番手を走行していたザルコがマシントラブルでピットイン、リタイア。

18周目には小椋が再びベゼッキを捉えようとインに入り、ベゼッキの後輪と小椋のカウルが接触。パーツが飛散したものの、小椋はそのままベゼッキを抜いて4番手に上がり、ベゼッキが5番手となった。

トップのマルク・マルケスは、終盤は独走でチェッカーフラッグを受けた。2位はアコスタ、3位がアレックス・マルケス。小椋は4位に入った。ベゼッキは、最終ラップの最終コーナーでワイドになり、バスティアニーニに先を許した。

結果、5位バスティアニーニ、6位ベゼッキ。7位マリーニ、8位ジャンアントニオ、9位ブラッド・ビンダー(KTM)、10位フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)。11位ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、12位アレックス・リンス(ヤマハ)、13位フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、14位マーベリック・ビニャーレス(KTM)、15位イケル・レクオナ(ドゥカティ)。以上はポイントを獲得した。

チャンピオンシップポイントは、今季決勝7勝目を挙げたマルク・マルケスが399ポイントでトップ。2番手ホルヘ・マルティンの355ポイントとは44ポイント差となり、早ければ次戦カタールGPでチャンピオンが確定する。ランキング3番手はベゼッキで332、4番手がアコスタ295、5番手小椋で278となっている。

MotoGPヤマハチームが渡航を見合わせると発表した第20戦カタールGPの走行は、11月6日に始まる予定。

決勝前にアプリリアのチームオーダーは出ていなかったマルコ・ベゼッキ(アプリリア/前)と小椋藍(アプリリア/後)

 

世界各地から駆け付けた約20万人の観衆。表彰式には、マレーシア大統領もプレゼンターで登壇した。

 

MotoGP第19戦マレーシアMotoGP決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マルク・マルケス ドゥカティ
2 ペドロ・アコスタ KTM 4秒172
3 アレックス・マルケス ドゥカティ 5秒955
4 小椋藍 アプリリア 6秒759
5 エネア・バスティアニーニ KTM 10秒896
6 マルコ・ベゼッキ アプリリア 11秒259
7 ルカ・マリーニ ホンダ 17秒724
8 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 17秒790
9 ブラッド・ビンダー KTM 23秒729
10 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 25秒097
11 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 25秒826
12 アレックス・リンス ヤマハ 27秒063
13 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 32秒960
14 マーベリック・ビニャーレス KTM 34秒597
15 イケル・レクオナ ドゥカティ 36秒446
16 ジャック・ミラー ヤマハ 43秒327
RT ヨハン・ザルコ ホンダ –
RT ディオゴ・モレイラ ホンダ –
RT ジョアン・ミル ホンダ –
RT アウグスト・フェルナンデス ヤマハ –