MotoGP第2戦ブラジルGPが今週末、ブラジル中南部ゴイアニアにあるアウトードロモ・インテルナシオナウ・アイルトン・セナで開催される。全長距離3.84km、最大ストレート994m、右コーナー9、左コーナー5。
MotoGPクラスは、前戦タイGPスプリントで優勝、決勝で2位となったペドロ・アコスタ(KTM)がKTM史上初のポイントリーダーとして迎える第2戦。タイGPスプリントで転倒があったものの、決勝ではポールtoウインを果たしたマルコ・ベゼッキ(アプリリア)。前回大会は、スプリント、決勝共に3位表彰台獲得のラウル・フェルナンデス(アプリリア)。チームメイトの小椋藍(アプリリア)は、スプリント4位、決勝5位という好成績にも悔しさを語り、今大会ではさらに上位へと期待が膨らむ。2024年王者のホルヘ・マルティン(アプリリア)も初戦はスプリント5位、決勝4位、元王者は復活の兆しを見せた。
昨年チャンピオンのマルク・マルケス(ドゥカティ)は、タイGPスプリントではペナルティーを受け2位、決勝はタイヤトラブルでリタイア。2022年2023年王者のフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)はスプリント、決勝共に9位。昨年ランク2位のアレックス・マルケス(ドゥカティ)はスプリント11位、決勝では転倒。初戦を終え、ドゥカティ勢ではファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)が現在12ポイント7番手でポイントトップとなっている。チームメイトのフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)にとっては、家族のルーツでもあるブラジルで活躍が期待されるに違いない。初戦はケガで欠場のMotoGPクラス2年目フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)は今大会、メディカルチェック次第で復帰する。
アコスタとアプリリア勢の4人に続き、13ポイントを獲得、ランク6番手のブラッド・ビンダー(KTM)。一方、レッドブル・KTM・テック3のエネア・バスティアニーニ(KTM)とマーベリック・ビニャーレス(KTM)は、タイGP序盤は苦戦していた様子だったが、バスティアニーニが決勝12位4ポイントを獲得している。
日本メーカーの復調が期待された初戦、ホンダ勢ではジョアン・ミル(ホンダ)がスプリント7位。ルカ・マリーニ(ホンダ)はスプリント、決勝共に10位。ヨハン・ザルコ(ホンダ)とルーキーで地元ブラジル出身のディオゴ・モレイラ(ホンダ)は共にタイ決勝では11位と13位でポイントを獲得して第2戦を迎える。
今シーズンからV4エンジンで戦うヤマハ勢は、決勝レース14位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が最上位という初戦だった。V4になりフィーリングはよくなっていると語るアレックス・リンス(ヤマハ)、前戦タイGP決勝日のトゥクトゥクレースでは優勝を果たしているジャック・ミラー(ヤマハ)とルーキーのトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)。
Moto2クラスでは、このクラス3年目を迎える佐々木歩夢(カレックス)、Moto2クラスルーキーの古里太陽(カレックス)がライダー全員にとって初めての走行となるコースで、どのようなレースを繰り広げるのか楽しみだ。
Moto3クラスでは、タイGPでは転倒があったものの完走を果たした山中琉聖(KTM)、Moto3クラス初戦22位という結果だった三谷然(ホンダ)が初めてのサーキットに挑む。
現役MotoGPライダー全員にとって、初めて走るサーキットでの大会となる第2戦ブラジルGP、走行は金曜日、日本時間午後9時(現地時間午前9時)からMoto3フリー走行1で始まる。今大会は初開催のコースが考慮され、フリー走行1の時間が通常よりも長くなっている。