MotoGP第3戦アメリカMotoGPクラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、アメリカのテキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)で開催された。日本時間深夜12時45分(現地時間午後2時45分)から45分間行なわれたフリー走行1は、気温23度、路面温度30度、湿度66%、部分的に雲があるドライコンディション。

この走行では、10コーナーでマルク・マルケス(ドゥカティ)が190km/h近いスピードで転倒。一時、赤旗中断となった。マルク・マルケスは擦り傷で痛みはあるものの、骨などに異常はなく、その後、走行に復帰し2分02秒093の4番手タイムを記録した。このセッショントップは、ペドロ・アコスタ(KTM)で2分01秒715。2番手ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)2分01秒818。3番手ホルヘ・マルティン(アプリリア)2分02秒936。小椋藍(アプリリア)は14周目2分02秒388を記録し8番手だった。

日本時間、土曜早朝5時(現地時間、金曜午後3時)から1時間で開催されたプラクティスは、気温29度、路面温度49度、湿度44%、晴れたドライコンディション。この走行から、昨年のドイツGPで痛めた肩のケガの影響でマーベリック・ビニャーレス(KTM)が欠場。このセッションでは、ジャンアントニオ、マルティン、エネア・バスティアニーニ(KTM)、フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)、アコスタ、小椋、トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、ブラッド・ビンダー(KTM)が転倒。転倒が相次いだ理由として、路面の張り替えによるグリップレベルの差も考えられていた。

フリー走行1で高速での転倒があったものの、プラクティスで最後にトップタイムを記録したのはマルク・マルケスだった。2024年マーベリック・ビニャーレスが記録したラップレコードに0.063差まで迫る2分00秒927だった。モルビデリの転倒によるイエローフラッグ中の転倒かの確認調査が入った小椋だが、ペナルティーを科されることなく、最終17周目2分00秒980を記録。マルク・マルケスに0.053秒差まで迫るタイムで2番手を獲得、アプリリア勢トップでQ2スタートの権利を得た。

3番手は序盤に転倒があったジャンアントニオで記録は2分01秒114。現在ポイントリーダーのマルコ・ベゼッキ(アプリリア)が4番手2分01秒127。トップ4のタイム差は0.2秒以内だった。トップのマルク・マルケスからQ2スタート権を獲得した10番手バスティアニーニ(KTM)まで、10人のタイム差が0.652という僅差の戦いだった。

MotoGPクラス、明日は、日本時間深夜12時10分(現地時間午前10時10分)から30分間のフリー走行2が行なわれ、続けて日本時間深夜12時50分(現地時間午後10時50分)から予選Q1が15分間で開催される。小椋も参戦する予選Q2は、日本時間深夜1時15分(現地時間午前11時15分)から15分間で争われ、その後は日本時間、日曜早朝5時(現地時間、土曜午後3時)からスプリントも開催される。

プラクティス2番手となる2分00秒980を記録した小椋藍(アプリリア)

 

MotoGP第3戦アメリカMotoGPプラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 マルク・マルケス ドゥカティ 2分00秒927 P
2 小椋藍 アプリリア 2分00秒980 P
3 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 2分01秒114 P
4 マルコ・ベゼッキ アプリリア 2分01秒127 P
5 アレックス・マルケス ドゥカティ 2分01秒213 P
6 ペドロ・アコスタ KTM 2分01秒250 P
7 ホルヘ・マルティン アプリリア 2分01秒265 P
8 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 2分01秒371 P
9 ルカ・マリーニ ホンダ 2分01秒494 P
10 エネア・バスティアニーニ KTM 2分01秒579 P
11 ジョアン・ミル ホンダ 2分01秒611 P
12 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 2分01秒656 P
13 ラウル・フェルナンデス アプリリア 2分01秒781 P
14 ヨハン・ザルコ ホンダ 2分01秒952 P
15 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 2分02秒037 P
16 ジャック・ミラー ヤマハ 2分02秒242 P
17 ディオゴ・モレイラ ホンダ 2分02秒307 P
18 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 2分02秒437 P
19 ブラッド・ビンダー KTM 2分02秒373 P
20 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 2分02秒556 P
21 アレックス・リンス ヤマハ 2分03秒038 P
NC マーベリック・ビニャーレス KTM