MotoGP第3戦アメリカMotoGPクラス3日目、ウオームアップ走行と決勝が日曜日、アメリカのテキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)で開催された。日本時間深夜12時40分(現地時間午前10時40分)から10分間行なわれたウオームアップ走行では、マルコ・ベゼッキ(アプリリア)がトップタイム。2番手マルク・マルケス(ドゥカティ)、3番手ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)だった。チームの地元でアメリカ国旗がデザインされたスペシャルカラーのマシンに乗って参戦の小椋藍(アプリリア)は2分02秒406を記録し10番手。ペドロ・アコスタ(KTM)とジャック・ミラー(ヤマハ)は転倒した。
日本時間、月曜早朝5時(現地時間、日曜午後3時)から20周で開催された決勝は、気温26度、路面温度43度、湿度46%、雲はあるものの晴れたドライコンディション。タイヤ選択は全員、前後ミディアムを履いていた。国歌斉唱は地元テキサスの歌手、ジェニファー・レディー・ケネディーが行なった。
スタートは、2番グリッドからアコスタがホールショットを奪い、トップに立った。その後ろにベゼッキ、ホルヘ・マルティン(アプリリア)、マルク・マルケス、ジャンアントニオ、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、ジョアン・ミル(ホンダ)、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)、小椋のトップ10で続いた。
11コーナー、トップのアコスタがミスでワイドになった隙にベゼッキが前に出ようとし、ライン上にもどってきたアコスタとベゼッキが接触、ベゼッキのリアエアロパーツが破損するシーンがあった。そのまま、ベゼッキは先頭に立ち、1周目を終える。ベゼッキは3周目で、昨年から続く決勝トップ走行を104周に伸ばし、ホルヘ・ロレンソの記録103を上回り、史上最多周回を更新。そのまま更新を続ける。2周目、ヨハン・ザルコ(ホンダ)が転倒、復帰したもののザルコは18周でリタイアした。
10番手から小椋は、3周目にアルデゲールをパス。マルク・マルケスには昨日のスプリントでジャンアントニオに接触したロングラップが科されており、ロングラップに入ったマルク・マルケスが小椋の後ろで復帰し、4周目に小椋は8番手に上がった。6周目には5コーナーのショートカットでロングラップが科されたジョアン・ミル(ホンダ)が転倒、リタイア。
小椋は折り返しを迎える頃、9周目で2分02秒037のレースベストラップを記録、前を行くアレックス・マルケスをかわし6番手。その後11周目にはバニャーヤも抜いて、5番手。13周目にはジャンアントニオもかわして4番手まで浮上。前を行くマルティンとの差を3秒ほどまでに縮めていた。14周目には、マルティンがアコスタをパスし、2番手へ。3番手アコスタと4番手小椋の差は約2.5秒に迫った15周目、小椋のマシンがトラブルでスローダウン。ピットイン、リタイアを余儀なくされた。
先頭を走るベゼッキは、昨年ポルトガルGPから続く、決勝トップ走行記録を121まで伸ばし、開幕3連勝。開幕3連勝は2014年のマルク・マルケス以来。昨年からは5連勝で、5連勝を記録したライダーはベゼッキで史上8人目。2位はマルティンで、アプリリアがワンツーとなった。3位アコスタ。
年間ポイントでは、今日、優勝したベゼッキが81で再びトップ。2番手マルティン77、3番手アコスタ60。4番手ジャンアントニオ50、5番手マルク・マルケス45、6番手ラウル・フェルナンデス(アプリリア)40。小椋は37ポイントで7番手。
政情不安のためカタールGPが延期となり、次戦は4月24日の金曜日から、第4戦スペインGPの走行が始まる。

| MotoGP第3戦アメリカMotoGP決勝 |
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|---|---|---|---|
| 順位 | ライダー | 車両 | トップ差 |
| 1 | マルコ・ベゼッキ | アプリリア | |
| 2 | ホルヘ・マルティン | アプリリア | 2秒036 |
| 3 | ペドロ・アコスタ | KTM | 4秒497 |
| 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ドゥカティ | 4秒 |
| 5 | マルク・マルケス | ドゥカティ | 8秒100 |
| 6 | エネア・バスティアニーニ | KTM | 8秒243 |
| 7 | アレックス・マルケス | ドゥカティ | 11秒253 |
| 8 | ラウル・フェルナンデス | アプリリア | 13秒129 |
| 9 | ルカ・マリーニ | ホンダ | 14秒471 |
| 10 | フランチェスコ・バニャーヤ | ドゥカティ | 14秒544 |
| 11 | フェルミン・アルデゲール | ドゥカティ | 21秒063 |
| 12 | ブラッド・ビンダー | KTM | 22秒062 |
| 13 | ディオゴ・モレイラ | ホンダ | 22秒201 |
| 14 | フランコ・モルビデリ | ドゥカティ | 24秒371 |
| 15 | トプラック・ラズガットリオグル | ヤマハ | 25秒549 |
| 16 | ジャック・ミラー | ヤマハ | 26秒309 |
| 17 | ファビオ・クアルタラロ | ヤマハ | 27秒136 |
| 18 | アレックス・リンス | ヤマハ | 38秒701 |
| RT | ヨハン・ザルコ | ホンダ | – |
| RT | 小椋藍 | アプリリア | – |
| RT | ジョアン・ミル | ホンダ | – |