MotoGP第10戦オランダMotoGPクラス1日目、フリー走行1とプラクティスが、首都アムステルダムから車で約2時間のTTサーキット・アッセンで行なわれた。フリー走行1とプラクティス共にトップタイムはマルコ・ベゼッキ(アプリリア)が記録した。小椋藍(アプリリア)はプラクティス4番手で明日の予選はQ2ダイレクト進出を果たした。

日本時間午後5時45分(現地時間午前10時45分)から45分間で行なわれたフリー走行1は、気温28度、路面温度37度、湿度60%、晴れ切ったドライコンディション。この走行では1分32秒311を記録したベゼッキがトップタイムだった。2番手に着けたのは、来期、アプリリアでベゼッキのチームメイトとなる事が発表されたフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。ベゼッキと0.098秒差の1分32秒409を記録したバニャーヤは、アプリリアと来期から4年の契約を結んだ。3番手は1分32秒455をマークしたホルヘ・マルティン(アプリリア)。4番手ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。21周走行し、20周目1分32秒475を記録した小椋は5番手。

日本午後10時(現地午後3時)から1時間で開催されたプラクティスは、気温36度、路面温度49度、湿度40%、晴れたドライコンディション。強い時は風速12km/hの風があり、路面は滑りやすくこの走行でも転倒が相次いだ。11コーナーではフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)、12コーナーでホルヘ・マルティン(アプリリア)、5コーナーではアレックス・マルケス(ドゥカティ)が2回も転倒を喫し、2回目の転倒では赤旗中断となった。

このセッションでも、トップタイムを記録したのはベゼッキで1分31秒123。2番手は小椋のチームメイトのラウル・フェルナンデス(アプリリア)で1分31秒300。3番手は赤旗中断後の残り3分で1分31秒310を記録したペドロ・アコスタ(KTM)。

小椋は12周目に前ミディアム後ソフト新タイヤで1分31秒443を出して一時スコアシートのトップに立った。その後、ベゼッキとフェルナンデスが記録を更新、小椋は16周目1分31秒362を記録して3番手に着けていたが、最後はアコスタも小椋の記録を更新して4番手。小椋とトップのベゼッキとの差は0.239秒。

最後は5番手に入ったバニャーヤは、マルティンらの転倒、イエローフラッグによるラップタイムキャンセルがあり、タイム更新が阻まれ、赤旗中断までは17番手、Q2ダイレクト圏外だった。しかし、再開後の残り3分で1分31秒384を記録して5番手に入った。

フリー走行1で転倒があったマルク・マルケス(ドゥカティ)は6番手、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)が7番手。中盤、フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)が走行ライン上に居て、苦戦したエネア・バスティアニーニ(KTM)が最後の3分でタイム更新し8番手。9番手は転倒を喫したもののマルティン。2度に及ぶ転倒を喫したアレックス・マルケスは10番手。以上10名が明日は予選Q2からスタートする。

11番手となったフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)以下は予選Q2から参戦する。ホンダ勢トップ12番手のジョアン・ミル(ホンダ)を含む日本メーカー、ホンダ勢、ヤマハ勢全車は予選Q1からスタート。

明日は日本午後5時10分(現地午前10時10分)からフリー走行2が行われ、続けて予選Q1が日本午後5時50分(現地午前10時50分)から15分間で開催される。小椋も参戦する予選Q2はその後、日本午後6時15分(現地午前11時15分)から15分間で争われる。その後は日本午後10時(現地午後3時)から13周のスプリントも開催される。

小椋の2戦連続ポールポジション、初勝利へ多くの日本人ファンは期待を膨らませている。

プラクティス3番手のペドロ・アコスタ(KTM/右)、5番手のフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ/左)

 

MotoGP第10戦オランダMotoGPプラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 マルコ・ベゼッキ アプリリア 1分31秒123 P
2 ラウル・フェルナンデス アプリリア 1分31秒300 P
3 ペドロ・アコスタ KTM 1分31秒310 P
4 小椋藍 アプリリア 1分31秒362 P
5 フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ 1分31秒384 P
6 マルク・マルケス ドゥカティ 1分31秒446 P
7 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 1分31秒465 P
8 エネア・バスティアニーニ KTM 1分31秒588 P
9 ホルヘ・マルティン アプリリア 1分31秒638 P
10 アレックス・マルケス ドゥカティ 1分31秒701 P
11 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 1分31秒727 P
12 ジョアン・ミル ホンダ 1分31秒825 P
13 ディオゴ・モレイラ ホンダ 1分31秒856 P
14 フェルミン・アルデゲール ドゥカティ 1分31秒861 P
15 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 1分32秒086 P
16 マーベリック・ビニャーレス KTM 1分32秒304 P
17 アレックス・リンス ヤマハ 1分32秒372 P
18 ルカ・マリーニ ホンダ 1分32秒401 P
19 ジャック・ミラー ヤマハ 1分32秒425 P
20 トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ 1分32秒593 P
21 ブラッド・ビンダー KTM 1分32秒827 P
22 アウグスト・フェルナンデス ヤマハ 1分33秒110 P
23 カル・クラッチロー ホンダ 1分33秒215 P