MotoGP第17戦インドネシアGP、MotoGPクラス3日目、ウオームアップ走行と決勝が、インドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催された。マルコ・ベゼッキ(アプリリア)が今季5勝目を挙げ、2位ラウル・フェルナンデス(アプリリア)、3位ホルヘ・マルティン(アプリリア)。小椋藍(アプリリア)が4位でアプリリアが初めてトップ4を独占した。

日本時間午前11時40分(現地午前10時40分)から10分間のウオームアップ走行では、トップタイムを記録したのがベゼッキ。スプリントの転倒で右手の指を骨折し、走行可能か確認となったフェルナンデスが2番手。マルク・マルケスが3番手。マルティンは11コーナーで転倒を喫した。初日、高速の8コーナーで転倒時に右手小指を骨折している小椋は10番手だった。

日本時間午後4時(現地午後3時)から27周で開催された決勝は、気温29度、路面温度62度、湿度73%、晴れたドライコンディション。スタート前のセレモニーでは総勢数百人でインドネシアの地域色鮮やかなセレモニーが行われ、アグネス・モウによる国歌斉唱後、レースは始まった。

タイヤ選択は全員がフロントソフト、リアミディアム。スタートはポールポジションからのフェルナンデスがホールショットを獲得。ベゼッキ、マルク・マルケス、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、マルティン、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、ペドロ・アコスタ(KTM)、小椋、ルカ・マリーニ(ホンダ)のトップ10で続いた。

2周目にアルデゲールが転倒、リタイア。3周目にはマルティンがマルク・マルケスをパスして3番手へ浮上。6周目には、ジャック・ミラー(ヤマハ)とフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が転倒、リタイア。7周目にはアコスタがマルク・マルケスを捉えて4番手へ上がった。9周目にはトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)がピットインして、そのままリタイアした。

13周目には小椋がアレックス・マルケスを捉えて7番手まで順位を上げた。さらに18周目にはジャンアントニオもパスして、小椋は6番手。19周目には、1分29秒960のレースベストラップをマークしたベゼッキが遂にフェルナンデスを捉え、トップに立った。

その後はベゼッキがトップを独走して、チェッカーフラッグを受けた。2位はフェルナンデス、3位マルティン。終盤、マルク・マルケス、アコスタ、小椋、ジャンアントニオで4位争いとなったが、21周目にマルク・マルケス、25周目にアコスタを抜いて小椋が4位。得意のマンダリカでアプリリアが、トップ4を独占した。5位アコスタ、6位MotoGP300戦目のマルク・マルケス、7位アレックス・マルケス、8位ジャンアントニオ、9位ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、10位エネア・バスティアニーニ(KTM)。11位ブラッド・ビンダー(KTM)、12位ルカ・マリーニ(ホンダ)、13位ヨハン・ザルコ(ホンダ)、14位フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)、15位アレックス・リンス(ヤマハ)。以上がポイントを獲得。

16位ディオゴ・モレイラ(ホンダ)、17位マーベリック・ビニャーレス(KTM)。ビニャーレスにはタイヤ内圧違反で16秒加算ペナルティーが科された。

この結果を受け、ランキングトップは再びマルティンとなり355ポイント。2番手はマルク・マルケスで353ポイント。3番手のベゼッキが309ポイント。小椋は4番手で259ポイント。コンストラクターズでは、アプリリアが503ポイント、ドゥカティが491ポイントで再びアプリリアがトップとなった。

次戦、第18戦オーストラリアGPは10月23日(金)から走行が始まる。

今大会は、延べ157875人の観衆が見守った

 

右手の指を2本骨折した状態で走行を続けたラウル・フェルナンデス(アプリリア/前)とイタリア人300勝となるメモリアル勝利を挙げたマルコ・ベゼッキ(アプリリア/後)

 

MotoGP第17戦インドネシアMotoGP決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マルコ・ベゼッキ アプリリア
2 ラウル・フェルナンデス アプリリア 4秒260
3 ホルヘ・マルティン アプリリア 6秒890
4 小椋藍 アプリリア 9秒378
5 ペドロ・アコスタ KTM 9秒492
6 マルク・マルケス ドゥカティ 10秒778
7 アレックス・マルケス ドゥカティ 16秒821
8 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ ドゥカティ 19秒840
9 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ 19秒999
10 エネア・バスティアニーニ KTM 21秒111
11 ブラッド・ビンダー KTM 21秒912
12 ルカ・マリーニ ホンダ 22秒656
13 ヨハン・ザルコ ホンダ 26秒260
14 フランコ・モルビデリ ドゥカティ 28秒012
15 アレックス・リンス ヤマハ 31秒662
16 ディオゴ・モレイラ ホンダ 34秒168
17 マーベリック・ビニャーレス KTM 55秒596
RT トプラック・ラズガットリオグル ヤマハ –
RT フランチェスコ・バニャーヤ ドゥカティ –
RT ジャック・ミラー ヤマハ –
RT フェルミン・アルデゲール ドゥカティ –