MotoGP第19戦マレーシアGP、Moto3クラス3日目の決勝が日曜日、マレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された。優勝は今季既にタイトルを獲得しているマキシモ・キレス(KTM)で11勝目を挙げた。山中琉聖(KTM)は11位、三谷然(ホンダ)は自己最高の13位でそれぞれポイントを獲得した。
日本時間午後1時(現地正午)から15周で開催された決勝は、気温34度、路面温度46度、湿度55%、青空の広がるドライコンディション。スタート直前まで各ライダーは首や頭を冷やして、暑さに備えた。
スタートは、4番グリッドからダビド・アルマンサ(KTM)が好スタートを決めてトップに立った。続いて、アルバロ・カルペ(KTM)、キレス、ハキーム・ダニシュ(KTM)、ヴェダ・プラタマ(ホンダ)、ジョエル・ケルソ(ホンダ)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、マッテオ・ベルテッレ(KTM)、ダビド・ムニョス(KTM)、ブライアン・ウリアテ(KTM)のトップ10でファーストラップを終えた。三谷は19番グリッドから16番手へ、山中は15番グリッドから18番手となり1周目を終えた。後方では2コーナーでヘスス・リオス(ホンダ)が転倒、再スタートを切ったもののリオスは8周でリタイア。3周目では10番手前後にいたベルテッレが転倒、リタイア。
アルマンサ、キレス、ダニシュ、カルペ、プラタマの5人は激しくトップ争いを続けたが、5周目にキレスがアルマンサからトップを奪うと、徐々に後続を引き離した。2番手争いは、アルマンサ、ダニシュ、カルペ、プラタマで激しく続き、5周目には三谷は14番手、山中は15番手まで順位を上げた。
前戦オーストラリアGPのプラクティスで、マリアノス・ニコリス(KTM)と接触、転倒させたためにロングラップを科されていたバレンティン・ペローネ(KTM)は5周目でロングラップを消化。8周目には後方集団にいたスコット・オグデン(KTM)が転倒、再スタート後に10周目でリタイア。10番手付近を走行していたリコ・サルメラ(KTM)も転倒、リタイア。キレスがトップを独走する中、プラタマ、ダニシュ、アルマンサ、カルペの2番手争いが過熱。地元マレーシア人のダニシュと隣国インドネシア人のプラタマの活躍に地元ファンの歓声が大きくなった。8周目には三谷が12番手、山中が14番手まで順位を挽回。
12周目に入ると、トップのキレスと2番手争いは2秒以上差が開いた。ダニシュ、プラタマ、カルペによる激しい2番手争いが続く中、6番手を走行していたケルソが転倒、12周目でリタイアとなった。12周目には山中が11番手、三谷が13番手まで順位を上げた。
その後もキレスは後続を3秒以上離して独走でチェッカーフラッグを受けた。激しい2位争いは、最終ラップの最終コーナーまでもつれ込み、プラタマが2位、カルペが3位でチェッカーフラッグを受けた。4位のダニシュは最終コーナーでカルペに仕掛けるも、ワイドになり4位。ダニシュと激しく争ったアルマンサが5位。3位カルペ、4位ダニシュ、5位アルマンサ3人のタイム差は0秒730だった。
山中はトップと14秒640差の11位完走、5ポイントを獲得。三谷はトップと20秒678差の13位完走、3ポイントを獲得、自己最高位を更新した。年間ポイントランクでは、山中が通算46ポイント獲得で20番手、三谷が通算3ポイント獲得で25番手となっている。
キレスは今季11勝目、16回目となる表彰台を獲得。プラタマは今季ブラジルGP以来2度目の表彰台。カルペは今季8度目の表彰台獲得となった。
次戦は第20戦カタールGPが来週、金曜日、日本時間午後7時(現地午後1時)からMoto3クラスのフリー走行1で始まる予定となっている。

| MotoGP第19戦マレーシアMoto3決勝 | |||
|---|---|---|---|
| 順位 | ライダー | 車両 | トップ差 |
| 1 | マキシモ・キレス | KTM | |
| 2 | ヴェダ・プラタマ | ホンダ | 3秒734 |
| 3 | アルバロ・カルペ | KTM | 4秒184 |
| 4 | ハキーム・ダニシュ | KTM | 4秒410 |
| 5 | ダビド・アルマンサ | KTM | 4秒914 |
| 6 | ジョエル・エステバン | KTM | 9秒403 |
| 7 | エイドリアン・フェルナンデス | ホンダ | 9秒514 |
| 8 | ダビド・ムニョス | KTM | 9秒533 |
| 9 | ブライアン・ウリアテ | KTM | 9秒650 |
| 10 | エディー・オシェイ | ホンダ | 12秒064 |
| 11 | 山中琉聖 | KTM | 14秒640 |
| 12 | グイド・ピニ | ホンダ | 17秒110 |
| 13 | 三谷然 | ホンダ | 20秒678 |
| 14 | エイドリアン・クルーセス | KTM | 27秒274 |
| 15 | バレンティン・ペローネ | KTM | 27秒382 |
| 16 | ケイシー・オゴーマン | ホンダ | 27秒562 |
| 17 | キアティサック・シンガポン | ホンダ | 27秒823 |
| 18 | レオ・ラメルストルファー | ホンダ | 27秒983 |
| 19 | ルシェ・モードレー | KTM | 35秒243 |
| 20 | マルコ・モレッリ | KTM | 38秒537 |
| ILC | ヘスス・リオス | ホンダ | – |
| RT | ジョエル・ケルソ | ホンダ | – |
| RT | スコット・オグデン | KTM | – |
| RT | リコ・サルメラ | KTM | – |
| RT | マッテオ・ベルテッレ | KTM | – |