全日本ロードレース選手権第2戦SUGOのST600クラス予選は長尾健吾(TEAMKENKEN YTch)がポールポジションを獲得した。
開幕戦となったST600クラスは2レース制。予選は30分間のタイムアタック形式。午後にはレース1が控える。
予選セッションは開始早々に激しいアタック合戦が開始。まずは千田俊輝(SE COMPETITION)が真っ先に1分30秒台をマーク。すぐに1分29秒台での争いに移行し、田中啓介(NitroRyotaRacing 41)、長尾、小山知良(JAPAN POST docomo Business TP)、伊達悠太(BATTLE FACTORY)、松岡玲(ITO RACING BORG CUSTOM)が僅差で連なる。
予選セッション中盤で長尾が1分29秒前半のタイムをたたき出してトップに浮上。残り5分で伊達が1分29秒台前半のタイムを出して長尾に0.022秒差に迫る。各車レース2のグリッドに向けてセカンドベストラップ出しにも気を配る。
長尾は最後までトップの座から下りることなくレース1のポールポジションを獲得。セカンドベストラップは伊達が勝ち取りレース2のポールポジションを獲得。トップから1秒以内に10台という激しい予選は、決勝レースの激戦を予感させた。
長尾健吾(TEAMKENKEN YTch)
「去年に比べるとタイムが出にくいなっていう感覚はすごくあります。予選までにちゃんと集中したアタックはしてこなかったので、予選でどのくらい出るかな、レースの流れも分かるなと思っていましたが、それがうまくいったと言えばうまくいったかなという予選になりました。ただ、アタックに入ったら1発で決めようと思っていたのですが、どうしてもペースの違うライダーの集団が出てきてしまい、2周目の一番グリップが使えるところでピットスルーをしてしまったので、正直、余力はまだ絞り出せる幅はありました。その後もう一度コースインして、しっかり2周のタイムは更新ができたので、よかったのかなって思っています」
「チームで頑張って作ってきたバイクで1周のタイムを出すことができました。セカンドラップは取られてしまったけれど、後半残り10分くらいはレースに向けたチェックをしていた中での1分29秒台のアベレージタイムなので、決勝でも同じくらいで周回できそうです。今シーズンは気合を入れすぎずにレースできれば、一番いいのかなと思っています」