SBK(スーパーバイク世界選手権)第4戦ハンガリーラウンドは、ハンガリーのバラトンパーク・サーキットでレース2が開催された。
SBKレース2
SBKのレース2は気温23度、路面温度41度のコンディションの下、21周で争われた。
ポールポジションからニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がトップに立ち、2番グリッドスタートのイケル・レクオナ(ドゥカティ)が続く。ブレガは3周目にレース中のファステストラップを記録すると、じわじわとレクオナとの差を広げて行く。
中盤の9周目にはその差が約1秒に広がるが、そこからレクオナも再び差を縮め、チームメイト同士のワンツーフォーメーションのまま周回を重ねていく。14周目あたりからブレガが再びリードを広げると、レクオナはわずかに遅れ始め、終盤の17周目にはその差が約2秒に広がる。ブレガはスタートから一度もトップの座を譲ることなく走り切り、最終的に2秒557の差をつけてトップでチェッカーを受け、ハンガリーラウンドでもハットトリックを達成。開幕から負け知らずの12連勝、昨年から続く連勝記録を16に伸ばした。
レクオナは3戦9レース連続となる2位に入賞。3位にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が続き、ドゥカティが表彰台を独占。
ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)が終盤に3番手のモンテッラを追ったが、0秒508届かず、4位に入賞し、ドゥカティ勢がトップ4を占めた。
5位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)が入賞。8番グリッドからスタートしたガーロフは序盤からポジションを上げ、インディペンデントのドゥカティ勢をパスして、今シーズンベストとなる5位に入賞した。
6位にサム・ロウズ(ドゥカティ)、7位にアルベルト・スーラ(ドゥカティ)、8位にタラン・マッケンジー(ドゥカティ)、9位にレミー・ガードナー(ヤマハ)、10位にステファノ・マンジ(ヤマハ)が入賞。
アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)終盤までトップ10圏内で周回を重ねたが、終盤にコースのショートカットによりロングラップペナルティを受け、11位入賞となった。チャビ・ビエルへ(ヤマハ)が12位、バハティン・ソフォグル(ヤマハ)が13位、マッティア・ラト(ヤマハ)が14位、ソムキャット・チャントラ(ホンダ)が15位に入賞。國井勇輝(ホンダ)は16位でチェッカーを受けた。
アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)は8周目の10コーナーで転倒リタイア。トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)は6周目の10コーナーで転倒リタイア。アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)はマシントラブルによりピットに戻ったリタイア。アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)は2周目の17コーナーで転倒リタイアに終わった。
ダニロ・ペトルッチ(BMW)はスーパーポールレースで負傷し、レース2前のメディカルチェックにパスできなかったため欠場。ミゲール・オリベイラ(BMW)はスーパーポールレースで負ったケガのチェックを受けるため病院に搬送されたためレース2を欠場した。
SSPレース2
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温23度、路面温度41度のドライコンディションの下、18周で争われた。
3番グリッドからスタートしたジャン・オンジュ(ヤマハ)が1周目からトップに立ち、2番手にアルベルト・アレナス(ヤマハ)、3番手にロベルト・ガルシア(ヤマハ)が続く。
オンジュは14周目までレースをリードしたが、15周目の1コーナーでアレナスが前に出てトップに立つと、そのままトップでゴールし、今シーズン2勝目を記録した。オンジュは0秒419差の2位に入賞、ガルシアが3位に続き、ヤマハが表彰台を独占した。
岡本裕生(ヤマハ)は25位でチェッカーを受けたが、ショートカットにより、3秒のタイムペナルティが加算されたため26位となった。
ヤマハR3レース2
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース2は気温19度、路面温度30度のドライコンディションの下、9周で争われた。
ウォームアップラップの5コーナーで2台がからんで転倒。その他のライダーはグリッドに着いたものの、そのままスタートディレイとなりグリッド上で待機。予定の10周が1周減算となり、レースは9周でスタートが切られた。
スタートから終盤まで10人前後のライダーがトップグループを形成し、接戦を繰り広げる。5周目の1コーナーで竹本倫太郎、岡田陽大、レオナルド・マルケスがからんで転倒。竹本と岡田はリタイアとなる。
最終ラップにチャーリー・メンデスとアンジェロ・モットーラ、エイモン・ボケネグラがわずかに抜け出し、メンデスが優勝。0秒022差の2位にモットーラ、2位と0秒074差の3位にボケネグラが入賞した。
チェッカーを受けた日本人ライダーは、最後までトップ集団の中で接戦のバトルを展開。髙平理智が7位、ジーン・健人・ターナーが8位、奥貫翔が9位に入賞した。
FIM WCRレース2
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース2は気温22度、路面温度40度のドライコンディションの下、11周で争われた。
ビアトリス・ネイラ(ヤマハ)、マリア・エレーラ(ヤマハ)、パオラ・ラモス(ヤマハ)、ムクラダ・サラプーチ(ヤマハ)の4人が序盤からトップグループを形成。残り2周でラモスがトップに立ち、ネイラが2番手に続く。エレーラとサラプーチが3番手を争ったことでトップ争いの二人との間に差ができる。エレーラは最終ラップにサラプーチを交わして3番手に浮上し、先行する二人を追うが勝負をしかけるまでには至らず。ラモスが接戦を制して今シーズン2勝目を記録。0秒227差の2位にネイラが入賞し、エレーラはゴールライン手前でネイラの背後に迫ったものの、0秒014差の3位となった。
アジア選手権や全日本選手権での参戦経験を持つタイ人ライダーのサラプーチは、FIM WCRベストリザルトとなる4位に入賞。
SBK第4戦ハンガリー SBK レース2 リザルト(21周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 34分39秒980 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 2秒557 |
| 3 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 11秒970 |
| 4 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 12秒478 |
| 5 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 24秒903 |
| 6 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 26秒510 |
| 7 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 30秒043 |
| 8 | タラン・マッケンジー(ドゥカティ) | 32秒647 |
| 9 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 35秒768 |
| 10 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 35秒842 |
| 11 | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 38秒515 |
| 12 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 41秒864 |
| 13 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 52秒263 |
| 14 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 52秒506 |
| 15 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 53秒113 |
| 16 | 國井勇輝(ホンダ) | 1分03秒573 |
| RET | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 14周遅れ |
| RET | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 16周遅れ |
| RET | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 18周遅れ |
| RET | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 20周遅れ |