MotoGP第5戦フランスGPが今週末、フランス、首都パリから南西約200kmにあるルマン市の南5キロに位置するブカッティ・サーキットで開催される。全長距離4.19km、最大ストレート674、右コーナー9、左コーナー5。
MotoGPクラス、昨年は雨の中、地元フランス人のヨハン・ザルコ(ホンダ)が感動的な優勝を飾った。連勝記録がストップしたポイントリーダーのマルコ・ベゼッキ(アプリリア)は2023年のフランスGP勝者。チームメイトでポイント2番手ホルヘ・マルティン(アプリリア)は2024年のルマンで優勝。年間ポイント3番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)は、ブラジルから3戦連続フロントロウを獲得中、表彰台の中央を狙う。
2019年ホンダ時代にここで優勝しているマルク・マルケス(ドゥカティ)。以後、昨年のザルコがホンダで勝つまではドゥカティ勢が優勝を独占してきたルマン。前戦マシントラブルに見舞われた2022、2023年チャンピオンのフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。第4戦スペインGPスプリントで表彰台を獲得したフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)。昨年、ルーキーで初めての表彰台をここで獲得したフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。アレックス・マルケス(ドゥカティ)は、スペインGP2年連続優勝で波に乗るのか。
今シーズンスタート時はポイントリーダーだったペドロ・アコスタ(KTM)。チームメイトのブラッド・ビンダー(KTM)は今年タイGPの7位が最高位。チームの地元フランスとなるエネア・バスティアニーニ(KTM)は2022年フランスで優勝している。チームメイトのマーベリック・ビニャーレス(KTM)はケガの回復が間に合わず、今大会は欠場。代役でジョナス・フォルガー(KTM)が2023年以来MotoGP参戦。
2021年のルマン勝者ジャック・ミラー(ヤマハ)。チームメイトのトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)はルーキーイヤー、初めてのブカッティ・サーキット。ヤマハと来期は契約がないと確定しているアレックス・リンス(ヤマハ)にとっては正念場が続く今シーズン。地元のヒーロー、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)には絶大なファンが集結する今大会。
昨年7年ぶりの優勝を果たしているホンダ勢は、堅実な結果を積み重ねるルカ・マリーニ(ホンダ)。前戦スペインでは1ポイント獲得を果たしたジョアン・ミル(ホンダ)。ザルコのチームメイト、ディオゴ・モレイラ(ホンダ)もルーキーながらここまで9ポイント獲得している。
今では多くのヨーロッパメディアも注目するトラックハウス・レーシングの小椋藍(アプリリア)とラウル・フェルナンデス(アプリリア)。第4戦スペインGP後のヘレステストでは二人がラップタイム1番手、2番手を記録。2024年Moto2時代ここで2位表彰台を獲得している小椋。今大会も期待が膨らむ。
Moto2クラスは、ポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)にチームメイトのセナ・アギウス(カレックス)が迫る。スペインでは12位4ポイント獲得の佐々木歩夢(カレックス)。ポイント獲得が期待される古里太陽(カレックス)。
Moto3クラスは、マキシモ・キレス(KTM)が2番手以下に37ポイント以上の差を付けリードしている。Moto3クラス7年目の山中琉聖(KTM)、ルーキーの三谷然(ホンダ)も応援したい。
第5戦フランスGPは今週、金曜日、日本時間午後4時(現地時間午前9時)からのMoto3フリー走行1で走行が始まる。