MotoGP第11戦ドイツGPが今週末、ドイツ東部のザクセン州にあるザクセンリンクで開催される。全長距離3.67km、最大ストレート700m、右コーナー3、左コーナー10。
MotoGPクラスは、アッセンで念願の優勝を果たした小椋藍(アプリリア)とポイントリーダーとなったホルヘ・マルティン(アプリリア)が揃って来期のヤマハ移籍を発表した後の初戦となる。昨年度チャンピオン、7度の王者マルク・マルケス(ドゥカティ)は、得意とするザクセンリンク、MotoGPクラス10度目の優勝を狙う。
アッセン決勝での転倒により、マルティンにポイントリーダーを奪われ、7ポイント差の2番手に陥落したマルコ・ベゼッキ(アプリリア)は昨年のドイツGPスプリントで2位表彰台を獲得している。現在177ポイントでポイントランク3番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)は来期KTMファクトリーへの移籍が発表され、今大会を迎える。同じくKTMファクトリーへの移籍が発表されたアレックス・マルケス(ドゥカティ)はケガからの復帰戦となったアッセン決勝は5位を獲得。
前戦スプリントで優勝を果たしたラウル・フェルナンデス(アプリリア)は現在138ポイントで6番手に着けている。今シーズン最初はポイントリーダーだったペドロ・アコスタ(KTM)は現在133ポイントで7番手。現在130ポイントでランク8番手、来期から4年契約でアプリリアへ移籍するフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。前戦転倒によるケガで、フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)は今大会欠場する。
来期、グレシーニ・レーシングへ移籍が決まったジョアン・ミル(ホンダ)。チームメイトのルカ・マリーニ(ホンダ)は現在71ポイント、あと5ポイントでランクトップ10入りの位置に着けている。昨年のドイツGPスプリントでは3位表彰台を獲得しているファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。同じく昨年スプリントで5位に入ったジャック・ミラー(ヤマハ)。昨年ドイツ決勝で7位に入ったブラッド・ビンダー(KTM)。
7月1日にケガの回復は順調と伝えられたヨハン・ザルコ(ホンダ)は今大会も欠場。引き続き、カル・クラッチロー(ホンダ)が代役参戦する。ルーキーながら現在43ポイントを獲得、15番手のディオゴ・モレイラ(ホンダ)。昨年のドイツGP決勝でトップ10入りを果たしたアレックス・リンス(ヤマハ)。元WSBK王者のトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)は現在11ポイントを獲得、21番手。
決勝レース後半に強さを見せるエネア・バスティアニーニ(KTM)は前戦決勝6位に入った。昨年肩のケガをしたこのコースで、チームメイトのマーベリック・ビニャーレス(KTM)は挽回を目指す。
Moto2クラスは、ダビド・アロンソ(カレックス)がアッセンで今シーズン6人目の優勝者となった。ポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)を2番手以下が追う。今シーズン8ポイントを獲得している佐々木歩夢(カレックス)、決勝日に21歳の誕生日を迎える古里太陽(カレックス)に期待したい。
Moto3クラスは、今シーズン既に6勝を挙げているマキシモ・キレス(KTM)にアルバロ・カルペ(KTM)、ダビド・アルマンサ(KTM)らが挑む。鈴鹿8耐にも参戦した山中琉聖(KTM)にも注目したい。アッセンでの転倒により左手小指を骨折した三谷然(ホンダ)は今大会欠場だが、出場するホンダ勢は応援したい。
夏休み前の最終となる第11戦ドイツGPの走行は、今週金曜日の日本時間午後4時(現地時間午前9時)からMoto3フリー走行1から始まる。