レッドブル・MotoGPルーキーズカップ第4戦イタリアラウンドが、イタリアGP併催でイタリアのムジェロサーキットで開催された。

予選はブリアン・ウリアルテ(スペイン)が1分59秒817でポールポジションを獲得。2番手にヴェータ・プラタマ(インドネシア)1分59秒926、3番手にクリスチャン・ダニエル(アメリカ)1分59秒989が続いた。

レース1は気温31度、路面温度41度のドライコンディションの下、13周で争われた。スタートからゴールまで10人以上のライダーが接戦を展開。2023年のIATC(イデミツ・アジア・タレントカップ)チャンピオンのヴェータ・プラタマ(インドネシア)が今シーズン初優勝を達成。0秒071差の2位にダビド・ゴンザレス(スペイン)、3位にジュリオ・プリエーゼ(イタリア)が入賞した。

レース2は気温23度、路面温度25度のドライコンディションの下、13周で争われ、レース1と同様に大きな集団でのトップ争いが展開され、プラタマがレース1に続いて優勝した。0秒011差の2位に2022年IATCチャンピオンのハキム・ダニッシュ(マレーシア)が入賞。3位にベナット・フェルナンデス(スペイン)が入賞した。

2024年IATCチャンピオンでルーキーズカップ1年目の三谷然(みたにぜん)は、FP1は2分02秒885で13番手、FP2では2分01秒011でトップに立ち、フリー走行総合トップで予選に進むと、自己ベストを更新する2分00秒486を記録したが、8番手となった。レース1ではトップ集団の中で周回を重ね、最終ラップに入るコントロールラインをトップで通過したものの、0秒885差の8位入賞。レース2でもトップ集団に加わり、トップから1秒567差の12位に入賞した。

ムジェロ初走行の34番の三谷は、FP2でトップタイムを記録した