MotoGP第3戦アメリカMoto2クラス3日目、決勝が日曜日、アメリカ、中南部テキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)で開催された。日本時間深夜3時15分(現地時間午後1時15分)から16周で開催される予定だった決勝は、スタートから1コーナーでダニエル・オルガド(カレックス)とジョー・ロバーツ(カレックス)が接触、転倒。その後、11コーナーではセルジオ・ガルシア(カレックス)、ダビド・アロンソ(カレックス)、ダニエル・ムニョス(ボスコスクーロ)、コリン・ベイヤー(カレックス)、フィリップ・サラッチ(カレックス)、アルベルト・フェルナンデス(カレックス)、アンヘル・ピケラス(カレックス)の7人が絡む事故が発生。赤旗中断となった。

コース整備が行なわれ、日本時間深夜3時50分(現地時間午後1時50分)から最初のレースと同じグリッドで10周に短縮され開催された決勝は、気温25度、路面温度42度、湿度52%、白い雲と青空の美しいドライコンディション。最初のレースで転倒となったフェルナンデス、ピケラス、ガルシアは欠場。サラッチは、サイティングラップからマシン調整のためにピットへ戻り、ピットレーンスタートを選んだ。デニス・オンジュ(ボスコスクーロ)はサイティングラップ中に転倒、スタートはできた。

2度目のスタートでは、アロンソ・ロペス(カレックス)が先頭に立ったが、2周目を迎えるときにはP.P.スタートのバリー・バルタス(カレックス)がトップ。ロペス、セナ・アギウス(カレックス)、イザン・グエバラ(ボスコスクーロ)、セレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、アレックス・エスクリグ(フォワード)、コリン・ベイヤー(カレックス)、ジョー・ロバーツ(カレックス)、ダニエル・ムニョス(ボスコスクーロ)のトップ10。佐々木歩夢(カレックス)は14番手まで順位を上げ、古里太陽(カレックス)は20番手まであがった。

2周目にはアギウスがアロンソをかわし2番手、3周目に入るとバルタスもパスしてトップに立った。中盤5周目になると、アギウスをビエッティとグエバラ、二人のボスコスクーロ勢が追う形となった。その後ろでは、ロペス、ゴンザレス、バルタス、タイヤ圧ペナルティーで17番グリッドスタートのダビド・アロンソ(カレックス)が激しいバトルを繰り広げた。アロンソは6周目2分06秒456のレース最速ラップをマーク。

トップのアギウスは8周目に一時ビエッティに先頭を譲るが、再び抜き返し、1位でチェッカー。レース後インタビューでは、チームのメインでもあり、人としても、とても素晴らしいメカニックが居なくなった(交通事故で逝去)にも関わらず、チームが再び一丸となってこの結果を掴めて、チームに感謝していると話し、チームもこの勝利はロビーのものだとしていた。

2位はビエッティ、3位グエバラ。佐々木は15位でチェッカーを受けたものの、コースアウト後の復帰の仕方が危険だったため、ロングラップペナルティーを科されており、その消化が間に合わず、6秒加算で17位。古里は18位完走。

今日の決勝16位ノーポイントに終わったオルガドに代わり、ポイントリーダーは、39.5ポイントでゴンザレスとなった。2番手グエバラ36ポイント、3番手オルガド33ポイント。タイGPで3ポイントを獲得している佐々木は18番手。次戦は、政情不安のためカタールGPが延期となったため、約1カ月後の4月24日からスペインGPの走行が始まる。

 

MotoGP第3戦アメリカMoto2決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 セナ・アギウス カレックス
2 セレスティーノ・ビエッティ ボスコスクーロ 0秒497
3 イザン・グエバラ ボスコスクーロ 0秒908
4 ダビド・アロンソ カレックス 1秒843
5 マニュエル・ゴンザレス カレックス 2秒729
6 バリー・バルタス カレックス 3秒251
7 アロンソ・ロペス カレックス 5秒003
8 アレックス・エスクリグ フォワード 6秒830
9 ジョー・ロバーツ カレックス 7秒761
10 トニー・アルボリーノ カレックス 8秒740
17 佐々木歩夢 カレックス 25秒265
18 古里太陽 カレックス 26秒356