MotoGP第4戦スペインGPが今週末、スペイン南部にある、ヘレス・サーキットで開催される。全長距離4.42km、最大ストレート607m、右コーナー8、左コーナー5。

MotoGPクラスは、昨年ポルトガルGPから決勝5連勝中、121周トップを走り続ける記録を更新中のマルコ・ベゼッキ(アプリリア)がポイントリーダーで迎える第4戦。情勢不安で本来第4戦の予定のカタールGPが延期となったため、3週間の長い休みとなり、遂にヨーロッパラウンドに突入する。前戦スプリントでは優勝し、ポイントでも2番手に着ける2024年王者ホルヘ・マルティン(アプリリア)。アメリカGP決勝では、マシントラブルが起こるまで表彰台も手中だった小椋藍(アプリリア)には、日本での走り込みトレーニング後の今大会こそと期待が膨らむ。チームメイト、地元出身のラウル・フェルナンデス(アプリリア)も昨年オーストラリアGP以来の優勝を目指す。

アメリカGPでは、3位表彰台を獲得し、ポイントでも3番手に着けるペドロ・アコスタ(KTM)。ブラッド・ビンダー(KTM)と共に、コンパクトなこのサーキットではアプリリア勢に台頭できるか。前戦スプリント、アコスタのタイヤ圧違反で繰り上がり表彰台を獲得したエネア・バスティアニーニ(KTM)は、今大会チームメイトのマーベリック・ビニャーレス(KTM)がケガの治療のため欠場。テストライダーのポル・エスパロガロ(KTM)も手のケガのため出場できず、一人で戦う。

昨年7度目のチャンピオンを獲得しているマルク・マルケス(ドゥカティ)、2022、2023年の王者フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)。昨年ヘレスで優勝のアレックス・マルケス(ドゥカティ)。2025年ルーキー・オブ・ザ・イヤーのフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)。前戦、COTAのコースレコード保持者となったファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。昨年スペインGPスプリントでは4位だったフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)。ヨーロッパに戻り、ドゥカティ勢は打倒アプリリアを目指す。

前戦決勝、モルビデリに続いて15位でチェッカーを受け、MotoGP初ポイントを獲得したトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)。2021年のヘレスで優勝しているジャック・ミラー(ヤマハ)。2021年チャンピオンのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。2019年スペインGPで表彰台を獲得しているアレックス・リンス(ヤマハ)。V4エンジンでの巻き返しが待ち望まれるヤマハ勢。

アメリカGPスプリントでは5位に入ったルカ・マリーニ(ホンダ)。3戦連続で決勝転倒しているものの、表彰台が見える場所を走れるジョアン・ミル(ホンダ)。COTAのスプリントではポイントを獲得しているヨハン・ザルコ(ホンダ)。昨年Moto2チャンピオンのディオゴ・モレイラ(ホンダ)はここまで9ポイントを獲得している。日本のファンは昨年とは違う、ホンダの強さに期待している。

Moto2クラスでは、このクラスで3年目を迎える佐々木歩夢(カレックス)、昨年はMoto3で優勝経験も積みステップアップしてきた古里太陽(カレックス)を応援したい。

Moto3クラスは、7年目となる山中琉聖(KTM)、ルーキーで大学生でもある三谷然(ホンダ)の活躍をぜひ見たい。

予定外に春休みが長くなり待ち焦がれたMotoGP第4戦スペインGP、走行は今週金曜日、日本時間午後4時(現地時間午前9時)のMoto3フリー走行1から始まる。