全日本ロードレース選手権第2戦SUGOのJSB1000クラス予選は水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)がポールポジションを獲得した。

2レースがスケジュールされた最高峰クラス。土曜日は朝から予選、午後にはレース1がスケジュールされ、忙しい一日となった。予選開始は9時10分。絶好の行楽日和となったもののサーキットを見下ろすようにそびえ立つ蔵王連山の頂は雪化粧。セッション開始時の気温は10度。

40分間のタイムアタックが開始。最初の10分で激しいアタック合戦が展開。水野が1分26秒台に突入すると中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)も1分26秒台をマーク。水野が1分25秒台をマークすると長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)が1分25秒台に突入。すると水野は1分25秒336というレコードタイムをマーク。セッション開始10分ほどで最初のアタック合戦が終了。この時点で1分25秒台を出しているのは水野と長島のみ。

ディフェンディングチャンピオン中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)はセッション中盤に1分25秒685をたたき出し、リーダーボードの2番手に。

中須賀は残り5分で1分25秒573とタイムを更新するも、リーダーボードは2番手のまま。その後はタイム更新ならず、ただ一人1分25秒前半のタイムをマークした水野がレース1、レース2共にポールポジション。中須賀2番手、長島3番手と、2レース共に同じフロントロウとなった。

水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)

「朝まで予選用のちょっと柔らかめのタイヤを使うか、決勝用タイヤを使うか悩んでいました。でも、タイムを出すことも大事ですけど、いいポジションでレースを終えることが大事だなと去年1年間で感じた部分があったので、今日の予選も決勝を見据えて2セット決勝用タイヤで臨みました。セッション序盤にタイムをねらいにいったのですが、自分の目標は1分25秒に入ればいいかなくらいだったので、ベストタイムには自分もびっくりです。中盤以降は今日の決勝と同等くらいの周回はできて、昨日からさらにアベレージも上げられた感触がありました。もちろんポールポジションはうれしいですけど、今年に入って常にワンステップ進められているセッションが続いているので、総合的に見てもいいセッションだったなと思います」

「去年はSUGOには出られなくて、後半戦までケガが響いた中で、今年ここに戻ってこられたことがうれしいですし、まさかポールを取れるとも思っていなかったのでびっくりです。決勝も優勝できたらうれしいですが、あくまで転ばないで終えたいなというのが一番。まずはチェッカーを受けられるように落ち着いていきたいなって今はすごく思います」