全日本ロードレース選手権第2戦SUGOのJSB1000決勝レース1は水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)が優勝した。

午後のレース1。好スタートを切ってホールショットを奪ったのは長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)。中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がすぐ後ろにつけ、野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)、水野と続き、4台のトップ集団が出来上がる。

4周目。水野が野左根、中須賀を捕らえて2番手浮上。水野は6周目には長島を捕らえてトップに浮上。これに反応した中須賀。長島をパスすると水野を追う。水野、中須賀は一騎打ちに、長島は野左根と表彰台争いに移行。

12周終了時点で突然、中須賀が水野に1秒ほど離されて戻ってきた。

ここからは水野がトップ独走状態。中須賀は単独2位でゴール。最後まで続いた表彰台争いは野左根に軍配が上がった。

優勝/水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)

「スタート後の1コーナーで後退して5番手くらいまで下がってしまったのですが、午後は風が冷たくタイヤのウオームアップ性が心配だったので必要以上に時間をかけたこともあり、先頭に出るまでに時間がかかりました。ラッキーという訳ではありませんが、パッシングのチャンスがあって、先頭に出ることができました。前に出てからも中須賀選手のペースがすごかったので、一気に追い付かれて、プレッシャーがかかっていました。ただ、前で何とかいいペースを刻めたのが優勝につながりました。チェッカーまでいい走りができたし、いいレースができたと思います」

「今日は午前の予選と午後の決勝とでフィーリングが変わっていました。今日は走り切ることができましたが、明日は周回数も変わるので展開も変わるだろうし、気を引き締めたいです」

2位/中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

「開幕戦のもてぎはオープニングラップで転倒してしまったので、今回は走りきって、いいレースがしたいと思っていました。ただ、今日のレースで途中に何回かニュートラルに入ってしまって、そのときに1秒離されたのが水野選手に楽な展開にしてしまいました。明日はしっかりともっとプレッシャーを与えられるようにしたいです。手ごたえはあったので、明日は何とかへばりついていいレースがしたいです」

3位/野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)

「本来、好きなはずのSUGOでしたが、事前テストで転倒したりして、自分の力を出せていませんでした。予選でもセカンドタイムは思ったより悪くて、ロングラップもできていませんでした。タイヤライフは問題なかったのですが、水野選手と中須賀選手が速かったです。自分は長島選手と一騎打ちになり、遅いところや速いところが違って、抜いても抜き返されるので、最終ラップが勝負だなとそこに集中しました。最後に抜けたことはよかったですが、前2台に離されたことは反省です」