MotoGP第6戦カタロニアMoto2クラス3日目、決勝が、スペイン、バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットで開催された。日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から21周で開催された決勝は、気温18度、路面温度22度、湿度60%、雲が増えたものの青空も見えるドライコンディション。

マニュエル・ゴンザレス(カレックス)が自身も自己ベストと語るレース展開で今季2度目の優勝を果たした。2位はポールポジションからスタート、レースの大半をトップで過ごしたセレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)。3位は11番グリッドからのスタートで追い上げたイザン・グエバラ(ボスコスクーロ)だった。佐々木歩夢(カレックス)は15位完走で1ポイント獲得。古里太陽(カレックス)は20位完走。

スタートから好スタートでP.P.のビエッティがホールショット獲得。ビエッティ、ゴンザレス、イバン・オルトラ(カレックス)、アロンソ・ロペス(カレックス)、イザン・グエバラ(ボスコスクーロ)、ダニエル・オルガド(カレックス)、ダビド・アロンソ(カレックス)、セナ・アギウス(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)、フィリップ・サラッチ(カレックス)のトップ10で2周目に入った。佐々木は12番手に着けていた。古里は21番手だった。

4周目には1分41秒943のレースベストラップを記録し、ビエッティは5周目を迎える頃にはゴンザレスと0.5秒以上の差を広げた。5周目に佐々木は15番手、古里は20番手。

後方では7周目にアレックス・エスクリグ(フォワード)とジョー・ロバーツ(カレックス)の接触があり、エスクリグにロングラップが科された。その後、エスクリグとロバーツは共にリタイア。

9周目を迎える頃にはビエッティとゴンザレスの差は0.8秒以上開いていた。その後方ではオルトラがゴンザレスに0.2秒を切るまで迫っていた。更に後方は、グエバラ、オルガドの4番手争い、そして、アギウス、ロペス、アロンソ、サラッチの6番手争いが激化していた。

10周目に入ると、ゴンザレスがビエッティとの差を0.6秒前後まで詰めた。17周目までくると、ゴンザレスはビエッティとの差を0.3秒台まで縮めた。17周目、前戦フランス大会決勝に起こした接触のペナルティーでロングラップをこなしながらも18番手を走行していたコリン・ベイヤー(カレックス)が8コーナーで転倒、リタイア。

19周目、ゴンザレスは遂にビエッティを捉えてトップに立った。3番手争いは、グエバラがオルトラを捉え表彰台圏内まで上がった。引き続き、佐々木は15番手、古里は20番手を走行。

残り3周は、タイヤマネジメントも勝っていたゴンザレスが逃げ切り、トップチェッカー。0.203秒差の2位がビエッティ。トップから4.205秒差の3位に入ったグエバラは燃料不足とみられる症状で、4位のオルトラに押してもらいパルクフェルメにたどり着いた。

接触などの不運もあり順位を上げられなかったが佐々木はそれでも15位で完走、1ポイントを獲得した。ルーキーの古里は20位完走。

地元スペイン、バルセロナで今季2勝目を挙げたゴンザレスは、珍しく感極まった様子で泣きながらウィニングラン。レース後、人生ベストのレースと語り、今まで毎日、諦めずに全力を尽くしてきた結果だと英語で話し、その後は感情が溢れてスペイン語を話していた。

年間ポイントは、ゴンザレスが104.5ポイントに伸ばし首位を維持。総合2番手はグエバラで86ポイント。ビエッティが3番手で73ポイント。佐々木は総合8ポイントで18番手。

次戦、第7戦イタリアGPは5月29日の金曜日から走行が始まる。

開幕タイGP以来の勝利に雄叫びを挙げるマニュエル・ゴンザレス(カレックス)

 

MotoGP第6戦カタロニアMoto2決勝
順位 ライダー 車両 トップ差
1 マニュエル・ゴンザレス カレックス
2 セレスティーノ・ビエッティ ボスコスクーロ 0秒203
3 イザン・グエバラ ボスコスクーロ 4秒205
4 イバン・オルトラ カレックス 6秒338
5 ダニエル・オルガド カレックス 7秒971
6 ダビド・アロンソ カレックス 8秒080
7 フィリップ・サラッチ カレックス 9秒636
8 アロンソ・ロペス カレックス 11秒312
9 ルカ・ルネッタ ボスコスクーロ 13秒545
10 セナ・アギウス カレックス 13秒761
15 佐々木歩夢 カレックス 18秒721
20 古里太陽 カレックス 24秒833