SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦イギリスラウンドは、イギリスのドニントン・パークで2日目のレース1が開催された。
SBKレース1
SBKのレース1は気温26度、路面温度42度のドライコンディションの下、23周で争われた。
2番グリッドからイケル・レクオナ(ドゥカティ)がトップに立ち、ポールポジションからスタートしたニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が2番手に続く。ブレガは序盤から何度かトップをうかがうが、レクオナもトップを死守。
3周目にはトップを争う二人が、3番手以下に約1秒のリードを取り、レクオナとブレガがテールtoノーズの接戦を繰り広げながら、周回を重ねてリードを広げて行く。レクオナは4周目に1分25秒520のファステストラップを記録し、決勝中のベストラップを更新。ブレガは背後につくものの、前に出ることはできず、二人の差はコンマ4秒前後に広がってしまう、
中盤に差し掛かった12周目にはブレガが1分25秒491とファステストを更新、レース終盤には再びレクオナの背後に迫り、21周目のシケイン進入でブレガがトップに出る。しかし、続くヘアピンではレクオナがトップを奪い返す。ブレガは何とか前に出ようとするが、レクオナもガード。最終ラップのヘアピン進入ではブレガがラインを変えて、クロスラインで前に出ようとするも、レクオナが抑えきり、0秒165差でレクオナがSBK初優勝を達成。ブレガは2位となり、連勝記録は25でストップしたが、ドゥカティの連勝記録はまだ続いている。
9周目に3番手に浮上したヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)が3位に入賞し、ドゥカティが表彰台を独占。4位にサム・ロウズ(ドゥカティ)、5位にトーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)、6位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)とドゥカティ勢がトップ6を占めた。
7位にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)、8位にギャレット・ガーロフ(カワサキ)、9位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)、10位にチャビ・ビエルへ(ヤマハ)が入賞。
ミゲール・オリベイラ(BMW)が11位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が12位、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が13位、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が14位、ダニロ・ペトルッチ(BMW)が15位に入賞。
ステファノ・マンジ(ヤマハ)は16位バハティン・ソフォグル(ヤマハ)は17位ジェイク・ディクソン(ホンダ)は18位マッティア・ラト(ヤマハ)は19位ソムキャット・チャントラ(ホンダ)は20位でチェッカーを受けた。
ジョナサン・レイ(ホンダ)は19周を終えてピットに入りリタイア。
SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温25度、路面温度44度のドライコンディションの下、19周で争われた。
ポールポジションからスタートしたジャン・オンジュ(ヤマハ)がレースをリード。2番手にアルベルト・アレナス(ヤマハ)、3番手にアルディ・マヘンドラ(ヤマハ)が続き、ヤマハ勢がトップ争いを展開する。
オンジュはレース中盤の9周目までレースをリードしていたが、スーパーポールで3番手を獲得しながら、スロー走行によるペナルティで9番グリッドからのスタートとなったトム・ブース-アモス(トライアンフ)がポジションを挽回。9周目に3番手まで上がると、10周目にはオンジュを交わしてトップに浮上する。
トップに立ったブース-アモスはそこから後続にリードを広げ、単独トップに立つと独走。2秒400のリードを取ってトップでチェッカーを受け、2025年開幕戦オーストラリアのレース2以来となるSSP通算2勝目をホームレースで記録した。
2位にアレナス、3位に残り4周で3番手に浮上したジェレミー・アルコバ(カワサキ)が入賞。岡本裕生(ヤマハ)は29番グリッドから追い上げて、21位でチェッカーを受けた。
ヤマハR3レース1
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース1は気温22度、路面温度33度のドライコンディションの下、10周で争われた。
レースは大きな集団による接戦のトップ争いが展開。最終ラップまで8人のライダーがトップ集団を形成した中からアンジェロ・モットーラが抜け出して優勝した。0秒173差の2位にクリストファー・クラーク、3位にポールポジションからスタートしたエマニュエル・パストーレが入賞した。
髙平理智は1周目、2周目のコントロールラインをトップで通過。最後までトップ争いに加わったが、トップと0秒953差の7位に入賞。竹本倫太郎と岡田陽大は9番手争いに加わり、竹本が10位、岡田が11位に入賞した。
FIM WCRレース1
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース1は気温24度、路面温度43度のドライコンディションの下、12周で争われた。
2番グリッドからスタートしたビアトリス・ネイラ(ヤマハ)がトップに立ち、ポールポジションスタートのマリア・エレーラ(ヤマハ)が2番手で追う。1周目の6コーナーでエレーラがネイラのインに入ったところで接触、ネイラが転倒しリタイアに終わる。
これでエレーラがトップに立ち、パオラ・ラモス(ヤマハ)が2番手に続くが、エレーラが接触のペナルティで、ラモスがジャンプスタートでダブルロングペナルティを受ける。
先にラモスが1回目のペナルティを消化。エレーラもラモスのペナルティの消化でリードが4秒に広がったところ7周目に1回目を、8周目に2回目のペナルティを消化。ラモスは1回目のペナルティで7番手まで後退するが、すぐに2番手へと復帰。ラモスが2回目のペナルティを完了したところで二人の間には約4秒の差があった。
エレーラはペナルティを受けながら、トップのポジションを守り切りそのままゴールして今シーズン5勝目を記録。3秒744差の2位にラモスが入賞した。
3人のライダーによる接戦となった3番手争いをムクラダ・サラプーチ(ヤマハ)が制して3位に入賞した。
SBK第8戦イギリス SBK決勝レース1 リザルト(23周)
| 1 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 32分58秒594 |
| 2 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 0秒165 |
| 3 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 6秒711 |
| 4 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 11秒668 |
| 5 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 14秒272 |
| 6 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 16秒830 |
| 7 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 17秒269 |
| 8 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 22秒662 |
| 9 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 24秒127 |
| 10 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 26秒842 |
| 11 | ミゲール・オリベイラ(BMW) | 28秒689 |
| 12 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 30秒693 |
| 13 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 30秒866 |
| 14 | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 33秒631 |
| 15 | ダニロ・ペトルッチ(BMW) | 36秒349 |
| 16 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 38秒226 |
| 17 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 40秒228 |
| 18 | ジェイク・ディクソン(ホンダ) | 40秒995 |
| 19 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 47秒244 |
| 20 | ソムキャット・チャントラ(ホンダ) | 58秒659 |
| RET | ジョナサン・レイ(ホンダ) | 4周遅れ |