MotoGP第11戦ドイツで小椋藍が2位表彰台を獲得した。
5番手グリッドからスタートした小椋。ザクセンリンク特有の左コーナー主体のレイアウトや路面状況による負荷、摩耗に対応するため、タイヤはフロントにハード、リアにミディアムを選択。
好スタートを切った小椋はオープニングラップをチームメイトのラウフ・フェルナンデスの背後、4番手で終える。その後、7周にわたりチームメイトとランデブー走行。9周目に2番手走行中のアレックス・マルケスが転倒したことで、ラウルは2位へ、小椋は3位へと順位を上げる。その後もラウルとの2位争いを継続。25周目にラウルをかわした小椋は、猛然と首位マルク・マルケスを追う。しかし残り周回数はわずか6周。2戦連続優勝はかなわなかったものの、苦手意識のあるコースで2位表彰台を獲得。第9戦チェコGPから3戦連続での表彰台獲得となり、ランキングも4位から一気に2位に浮上した。

レース後に小椋は単独インタビューに対して次のように語った。
「3戦連続表彰台ということで、全体的なパフォーマンスはよくなってきていると思います。何よりも予選で少し安定感が出てきたことが、結果につながっていると思う。予選はよくなっているとはいえ難しいポジション。よりよくしていけるように頑張ります」
「今日はいいスタートを切った後に、周りの動きを見ながら最善を尽くすことに徹しました。最終的にチームメイトは少し(ペースが)落ちてきたので、抜くことができた。強いライダーたちの転倒もあって、2位でゴールすることができました」
「ここで2位表彰台というのは、すごく大きなことだから、とてもうれしいです」
ランキング2位で前半戦を終了。
「シーズンが始まる前に、ここまでランキング争いができるとは思っていませんでした。表彰台獲得数や初優勝は期待以上の結果。前半戦としては合格点というか、よくできたと思うから、うれしいです」
日本ではかなりの盛り上がりを見せる。
「自分がチャンピオンシップに加わるか、加わらないのかというのは、勝手に想像して、楽しんでいただけたらなと思います(笑)」
これから3週間の夏休みに入る。
「トレーニングとお休みの繰り返しになると思います」
夏休みは各地のサーキットで彼を見かけることになるだろう。

(マニュエル・ペチーノ)