MotoGP第15戦オーストリアGP1日目、MotoGPクラスはオーストリアのレッドブル・リンクで午前中にFP1、午後のプラクティスが行なわれ、両セッション共にドライコンディションで行なわれた。昨年は8月中旬に開催されたオーストリアGPだが、今年は約1カ月遅い時期での開催となり、午前中のFP1では昨年と比べて気温で約10度、路面温度で約15度ほど低いコンディションの中での初日となった。午前中は雲に覆われた天候となったが、午後には日差しが戻り、プラクティスは気温20度、路面温度19度のドライコンデションで争われた。

FP1で1分29秒851のトップタイムを記録したのはペドロ・アコスタ(KTM)、2番手に代役参戦のポル・エスパルガロ(KTM)が1分30秒084で続き、ホームレースのKTM勢がワンツーで初日のセッションをスタート。

午後に60分間で行なわれたプラクティスでも、セッション序盤からアコスタがリーダーボードのトップをキープする。

開始約7分すぎに1分28秒840を記録してトップに立ったアコスタは、中盤の30分経過直前に1分28秒783とタイムを更新。さらにリアタイヤにソフトを履いて出た3回目のコースインでは、開始31分すぎに1分28秒507、32分すぎに1分28秒381とファステストを更新する。

残り約13分となったところで、アレックス・マルケス(ドゥカティ)が1コーナーの立ち上がりで転倒し、セッションは赤旗中断となるが、アレックス・マルケスもすぐにピットに戻ってセッションは再開。各ライダー、リアタイヤにソフトを履き、終盤のアタックに入っていくが、アコスタのタイムを上回る者は現れず、アコスタがトップでQ2進出を決めた。

2番手に終盤のアタックで1分28秒508を記録したフェルミン・アルデゲール(ドゥカティ)が続き、ケガから復帰した小椋 藍(アプリリア)は一時2番手まで浮上、1分28秒568で3番手と好スタート。小椋はウイーク開始前、FP1終了後と2回のメディカルチェックをパス。ケガの影響はない模様だ。

前戦サンマリノでポイントリーダーに浮上したマルク・マルケス(ドゥカティ)は1分28秒585で4番手に。5番手に1分28秒603でホルヘ・マルティン(アプリリア)、6番手に1分28秒633でファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、7番手に1分28秒650でブラッド・ビンダー(KTM)の順で続き、赤旗の原因となる転倒を喫したアレックス・マルケスは1分28秒702で8番手。9番手に1分28秒811でマルコ・ベゼッキ(アプリリア)、10番手に1分28秒817でファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が続き、上位10名がQ2進出を決めた。

序盤は上位につけていたルカ・マリーニ(ホンダ)は1分28秒821で11番手に、ヨハン・ザルコ(ホンダ)が1分28秒865で12番手、ディオゴ・モレイラ(ホンダ)が1分28秒939で13番手とホンダ勢が続いた。エネア・バスティアニーニ(KTM)が1分29秒061で14番手、マーベリック・ビニャーレス(KTM)の代役として参戦するポル・エスパルガロは1分29秒091で15番手。

アレックス・リンス(ヤマハ)が1分29秒101で16番手、フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)が1分29秒191で17番手に、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が1分29秒266で18番手、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)が1分29秒330で19番手とトップから19番手までの差が0秒949だった。

体調不良により欠場したジョアン・ミル(ホンダ)の代役として久しぶりの実戦参加となった中上 貴晶(ホンダ)は1分29秒596で20番手。ジャック・ミラー(ヤマハ)が1分29秒949で21番手、トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)が1分29秒982で22番手で続いた。

MotoGP第15戦オーストリアGP MotoGPクラスプラクティス

順位 ライダー タイム トップ差
1 ペドロ・アコスタ(KTM) 1分28秒381
2 フェルミン・アルデゲール(ドゥカティ) 1分28秒508 0秒127
3 小椋 藍(アプリリア) 1分28秒568 0秒187
4 マルク・マルケス(ドゥカティ) 1分28秒585 0秒204
5 ホルヘ・マルティン(アプリリア) 1分28秒603 0秒222
6 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ) 1分28秒633 0秒252
7 ブラッド・ビンダー(KTM) 1分28秒650 0秒269
8 アレックス・マルケス(ドゥカティ) 1分28秒702 0秒321
9 マルコ・ベゼッキ(アプリリア) 1分28秒811 0秒430
10 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 1分28秒817 0秒436
11 ルカ・マリーニ(ホンダ) 1分28秒821 0秒440
12 ヨハン・ザルコ(ホンダ) 1分28秒865 0秒484
13 ディオゴ・モレイラ(ホンダ) 1分28秒939 0秒558
14 エネア・バスティアニーニ(KTM) 1分29秒061 0秒680
15 ポル・エスパルガロ(KTM) 1分29秒091 0秒710
16 アレックス・リンス(ヤマハ) 1分29秒101 0秒720
17 フランコ・モルビデリ(ドゥカティ) 1分29秒191 0秒810
18 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 1分29秒266 0秒885
19 ラウル・フェルナンデス(アプリリア) 1分29秒330 0秒949
20 中上 貴晶(ホンダ) 1分29秒596 1秒215
21 ジャック・ミラー(ヤマハ) 1分29秒949 1秒568
22 トプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ) 1分29秒982 1秒601