全日本ロードレース選手権最終戦MFJ-GP鈴鹿のJ-GP3は飯高新悟(KIJIMA KISS RC with Katsudenki)が優勝した。
決勝日。雨は降りやんでいたものの路面は乾ききらず、ウエット宣言が出されて各車コースに向かった。しかし、サイティングラップ中に雨が降り出した。各車タイヤ交換が始まり、慌ただしいスタート。雨は強まる傾向。
ホールショットを奪ったのは富樫虎太郎(SDG Jr. 56RACING)。仲村瑛冬(TeamLife.HondaDream Kitakyushu)、徳留真紀(MARUMAE MTR PlanBee Racing)の順で1コーナーに飛び込む。しかしその直後にこの3台をあっという間に抜き去って飯高が一気にトップ浮上。2番手に後退してペースが上がらない富樫に対して、追い上げてきたのが知識隼和(TN45 MIRAI Racing with Astemo)。トップ独走に移行しようとする飯高の背後につき、一騎打ちを挑む。
後方では富樫、岡崎静夏(JAPAN POST docomo Business TP)、若松怜(JAPAN POST docomo Business TP2)、大田隼人(MARUMAE DreamKitakyushu CPARIS)、徳留がセカンド集団を形成。
3周目に知識がトップ浮上。飯高は知識の背後につけて周回。2台は後方を大きく離して別次元の一騎打ち。
トップ争いもポジションを入れ替えながらの激戦。3位争いも熾烈な争いが展開。岡崎と若松が順番にグループトップに出る。ここに大田も加わる。徳留は富樫と6位争いに移行。
レース中盤。知識が飯高を引き離し始めた。
しかし10周目に知識が転倒。これで飯高が単独トップに立つ。
12周目に今度は若松が転倒。
飯高は最後までしっかりと走りきってポールto独走ウイン。高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)はスタート手順違反でライドスルーペナルティを受ける。若松が転倒ノーポイントだったため、飯高は全日本初優勝と全日本初タイトルを獲得。2位争いは大田に軍配。岡崎は表彰台を獲得。4番手走行の徳留はラストラップに転倒。ドラマ満載の最終戦になった。


