Let’sレン耐桶川初心者60分&4時間耐久レース
開催日:2026年1月11日(日)
開催場所:埼玉県・Moto-UP桶川スポーツランド
天気:曇りのち晴れ
気温:レース開始時10℃、午後9℃
参加台数:初心者60分 3台、4時間耐久 19台
2026年1月11日、スポーツランド桶川にて、東日本シリーズ開幕戦となるLet’sレン耐桶川が開催された。早朝は0度まで冷え込み、レーススタート時でも10度という厳しい寒さの中、初心者60分耐久レース3台、4時間耐久レース19台、計22台が冬の桶川に挑んだ。

曇天で始まった朝だったが、スタートから30分を過ぎると太陽が顔をのぞかせ、一気に気温が上昇。午後は風が強くなり、レースコンディションは徐々に過酷を増していったが、無事に終了した。
初心者60分耐久レース

まず午前中に開催されたのは、初心者60分耐久レース。3台が参加し、3回のピットストップが義務付けられたこのレースは、スタートで#38『人馬一体』がホールショットを奪う激しい幕開けとなった。しかし続く展開では#39『RCレーシング』が着実にペースを刻み、30分経過時点で27周を記録してトップに浮上。#38が同周回で追走し、#37『コジユキ』が1周差の3番手につける展開となった。

レース後半も#39の快走は続き、安定したラップタイムでトップを守り切る。最終的に51周を完走し、見事に初優勝を飾った。2位には#37が1周差で入り、#38は時間未達成により5周減算のペナルティーを受け3位でフィニッシュした。

表彰式では、優勝した#39『RCレーシング』のメンバーが「次のレースは通常のレン耐4時間耐久レースに参加したい」と意気込みを語り、初心者レースから着実にステップアップしていく姿勢を見せた。
4時間耐久レース

お昼が近づくにつれ、風が冷たく強くなってきた。11時48分、19台が一斉にスタート。マイスタークラスの#3『どこどこツインズA』がトップでオープニングラップをクリアし、#7『ゆとり戦隊ヘイセブンA』、#11『単車倶楽部A』、#34『秋田ののらねこB』、#4『どこどこツインズB』が続く。特に注目すべきは、グロム4クラスの#34がロケットスタートを見せ、上位クラスに混じってトップグループに踊り出たことだ。

スタートから15分が経過すると、各チームが戦略的に1回目のピットインを開始。今回の特別ルールでは、ピットインしたら10分間の休憩が義務付けられているため、いつピットに入るかがレースの鍵を握る。12時14分時点で9台がピットインし、参加台数の半数がピット戦略に入るという興味深い展開となった。

1時間経過時点では、マイスタークラスの#4と#3が51周で並び、グロム4クラスの#34が50周で総合3位という驚異的な走りを見せた。

2時間が経過するとクラス別の順位が明確になってきた。グロム4クラスでは#34が86周でトップ、#36『TEAMMCCL B』が1周差で追う。グロム5クラスでは#11が92周で首位、#7が6周差で2番手。マイスタークラスでは#4が94周でトップを快走し、#3が2周差で追走する展開となった。

3時間を経過すると、冷たい風がさらに強くなり、気温は9度まで低下。15時13分には空気が乾燥し、日が出ているにもかかわらず体感温度は一層寒く感じられた。各クラスともトップ争いは激しさを増し、グロム4では#34が125周、グロム5では#11が127周、マイスタークラスでは#4が129周と、それぞれクラストップを維持していた。

レース終盤、太陽が西に傾きかけた15時16分、女子だけのチーム#9『チームバイク女子部A』が1コーナーで転倒。好走を見せていただけに惜しまれるアクシデントだったが、チームはあきらめずマシンを修復してコースに復帰した。さらに15時30分には#8が4コーナーで転倒するも、こちらも迅速に修復し最後のスティントへ向けてピットアウトしていった。
今回は従来の4人1チーム編成から、4人チームまたは3人×2チーム編成が可能となったことで、一人の走行時間を長く取ることができた。全日本ライダーの竹中選手も参加者と一緒に走行を楽しむ姿が見られ、レースの雰囲気を盛り上げた。

最終的に、マイスタークラスでは#4『どこどこツインズB』が184周を記録し見事優勝。グロム5クラスでは転倒がありながらもあきらめずに走り切った#9『チームバイク女子部A』が184周で優勝を飾り、観客に感動を与えた。グロム4クラスでは#33『秋田ののらねこA』が170周で栄冠を手にした。
風と寒さに耐えながら4時間を戦い抜いた全参加者に、温かい拍手が送られた。
正式結果は次のとおりです。
初心者60分

1位 #39 RCレーシング 51周
2位 #37 コジユキ 50周
3位 #38 人馬一体 45周
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4時間耐久

マイスタークラス
1位 #4 どこどこツインズB 184周
2位 #3 どこどこツインズA 184周
3位 #5 TeamPRIDEONE A 180周
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GROM5クラス
1位 #9 チームバイク女子部A 184周
2位 #11 単車倶楽部A 178周
3位 #7 ゆとり戦隊ヘイセブンA 176周
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GROM4クラス
1位 #33 秋田ののらねこA 170周
2位 #32 のらねこB 167周
3位 #35 TEAM MCCL A 166周
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厳しい寒さと強風という厳しいコンディションの中、東日本シリーズ開幕戦は無事に終了した。初心者60分耐久レースではステップアップを目指す初心者ライダーたちの真剣な走りが、4時間耐久レースでは各クラスの激しい戦いと、転倒からも諦めずに立ち上がるチームの姿が印象的だった。
10分間休憩の特別ルールや、チーム編成の柔軟化など、新たな試みも功を奏し、参加者からは「楽しかった」「次回も参加したい」という声が多く聞かれた。