全日本ロードレース選手権第3戦オートポリスのJSB1000クラス予選は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がトップタイムをマークした。

2レースがスケジュールされた最高峰クラス。ベストタイムがレース1のグリッドを、セカンドベストタイムでレース2のグリッドが争われる。

初夏の陽気の中で始まった予選は40分間のタイムアタック形式。2周目に1分47秒846をマークした水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)がリーダーボードのトップに名前を掲げたまま時間が過ぎる。

残り13分で転倒車が出て赤旗が提示される。大事には至らず、5分ほどでセッションが再開される。

真っ先にアタックに入ったのは中須賀。1分47秒723でトップに立つ。続いて野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)が1分47秒817と1分47秒台にタイムを入れて2番手に上がる。一方の水野は自身のタイム更新ならず。

ここでチェッカー。これで九州出身で今季限りの引退を発表している中須賀が、最後の地元レースでポールポジションを獲得。野左根が2番手、水野が3番手とヤマハ、ホンダ、ドゥカティが1台ずつのトップ3となった。

ポールポジション/中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

「テストから今週にかけて、今日が一番暑いコンディションになったので、どんなグリップを発揮できるかなと思っていました。何とかタイヤもうまく使えて、振り絞った形でのタイムになりました。地元開催ということで、ポールポジションが取れて非常にうれしく思っています」

「ただ、予選と決勝は別なので、決勝はかなり厳しい戦いになってくるかなと思っています。水野選手も非常にリズムよく走っていますし、野左根選手も長島選手もみんな同じようなアベレージで走っているので、最後まで粘り切った者勝ちになると思う。午後は路面温度も変わってくるので、状況に合わせた者が勝つと思っています。地元開催なので家族や親、地元の友達も来てくれるので、毎年彼らの応援が自分の走る力になって後押しをしてくれます。パワーをもらいつつ、自分はそれを出し切れるようにしっかりと戦いたいです。とにかく最後まで集中力を切らさずに、100%で出し切れるように行くだけです」