SBK(スーパーバイク世界選手権)第3戦オランダラウンドは、オランダのTTサーキット・アッセンで2日目のレース1が開催された。
SBKレース1
SBKのレース1は気温14度、路面温21度度のドライコンディションの下、21周で争われた。
3番グリッドからスタートしたイケル・レクオナ(ドゥカティ)が1周目にトップに立つが、2周目にニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)がトップに立ち、レクオナ、サム・ロウズ(ドゥカティ)の3人がトップ集団を形成し、後続にリードを取っていく。
その後、サム・ロウズがトップ争いから遅れはじめ、中盤にはブレガがレクオナにリードを取って、単独トップで周回を重ねていく。14周目にはその差は1秒988まで開いたが、そのあたりからコース上に雨が落ち始め、ペースを落としたブレガに対して、レクオナが急速にその差を縮め、サム・ロウズもトップ争いの背後まで追い上げてくる。
レクオナは15周目のシケイン進入でブレガをパスし、トップに浮上。ブレガは2番手で4周ほど様子を見るが、残り3周でレクオナからトップを奪還すると、続く周回ではコンマ5秒ほどのリードを取って逃げに入り、そのままトップでチェッカーを受け、開幕戦から続く連勝記録を7勝に伸ばした。
レクオナは最後はブレガを追うことができず、1秒618差の2位に入賞。レクオナと1秒305差の3位にサム・ロウズが入賞し、ドゥカティが表彰台を独占した。
4位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が続き、5位にアレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ)が入賞。6番手争いを抜け出したアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)が6位に入賞。終盤6人による7番手争いをミゲール・オリベイラ(BMW)が制して7位に入賞。僅差の8位にロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ)、9位にタラン・マッケンジー(ドゥカティ)、10位にチャビ・ビエルへ(ヤマハ)、11位にヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)、12位にアクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ)が入賞した。
トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ)が13位、レミー・ガードナー(ヤマハ)が14位、アルベルト・スーラ(ドゥカティ)が15位に入賞。
ギャレット・ガーロフ(カワサキ)は16位、代役参戦のジョナサン・レイ(ホンダ)は17位、ダニロ・ペトルッチ(BMW)は序盤は6番手付近で周回を重ねていたが、ジャンプスタートのダブルロングペナルティを受けて後退、コースオフも喫し18位でゴール。、ステファノ・マンジ(ヤマハ)は19位、バハティン・ソフォグル(ヤマハ)は20位、トワン・スミッツ(ヤマハ)は21位、マッティア・ラト(ヤマハ)は22位はチェッカーを受けた。
FP3で転倒を喫し、負傷したソムキャット・チャントラ(ホンダ)はレース1を欠場した。
SSPレース1
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1は気温15度、路面温度22度のドライコンディションの下、18周で争われた。レース序盤に雨が落ち始めたが、ウエット路面となることはなく、接戦が繰り広げられジャウメ・マシア(ドゥカティ)が優勝した。
8番グリッドからスタートしたマシアは、序盤はトップ集団の後方で周回を重ねたが、終盤にはトップ争いに加わると、最終ラップのシケイン進入でアルベルト・アレナス(ヤマハ)のインを付いてトップに浮上。今シーズン2勝目を記録した。
アレナスは最終ラップにトップに浮上したものの、最後にマシアに交わされて0秒080差の2位。3位でバレンティン・デビス(ZXMOTO)がチェッカーを受けたが、最終ラップの17コーナーでのトラックリミットオーバーにより1ポジションダウンのペナルティを受け、トム・ブース-アモス(トライアンフ)が3位に入賞。ブース-アモスは13周目のシケイン進入でジャン・オンジュ(ヤマハ)に接触し、ランオフエリアに飛び出し、トップ集団と一度は離れてしまったものの、終盤に追い上げて4位でチェッカーを受け、デビスのペナルティにより今シーズン初となる3位表彰台を獲得した。
岡本裕生(ヤマハ)は20番グリッドからスタートし、序盤は入賞圏内で周回を重ねたが、19位でチェッカーを受けた。
SPBレース1
SPB(スポーツバイク世界選手権)のレース1は気温17度、路面温度24度のドライコンディションの下、12周で争われた。
序盤から終盤まで接戦のトップ争いが展開。最終的に8人のライダーがトップグループを形成し、2番グリッドからスタートし、トップグループの中で何度もレースをリードしたジェフリー・ブイス(スズキ)が優勝した。0秒065差の2位にチャビ・アルティガス(カワサキ)、2位と0秒408差の3位にダビド・サルバドール(カワサキ)が入賞。ブイスの優勝でスズキGSX-8RがSPB初優勝を飾った。
FIM WCRレース1
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース1はスタート直前に雨が落ち始めたが、12周の予定でスタート。しかし、直後の1コーナーで中団以降の集団で多重クラッシュが発生し、赤旗中断となる。
レースは周回数を8周に減算して再開、気温16度、路面温度22度で争われ、マリア・エレーラ(ヤマハ)とビアトリス・ネイラ(ヤマハ)が後続を引き離して接戦のトップ争いを展開。エレーラが0秒083差で逃げ切り、今シーズン2勝目を記録していた。僅差の2位にネイラが続き、4人の接戦となった3位争いをロベルタ・ポンジアーニ(ヤマハ)が制して3位に入賞した。
SBK第3戦オランダ SBK決勝レース1 リザルト(21周)
| 1 | ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) | 33分12秒444 |
| 2 | イケル・レクオナ(ドゥカティ) | 1秒618 |
| 3 | サム・ロウズ(ドゥカティ) | 2秒923 |
| 4 | アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) | 6秒376 |
| 5 | アレックス・ロウズ(ビモータ・カワサキ) | 11秒775 |
| 6 | アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) | 17秒167 |
| 7 | ミゲール・オリベイラ(BMW) | 18秒163 |
| 8 | ロレンツォ・バルダサーリ(ドゥカティ) | 18秒550 |
| 9 | タラン・マッケンジー(ドゥカティ) | 18秒591 |
| 10 | チャビ・ビエルへ(ヤマハ) | 18秒779 |
| 11 | ヤリ・モンテッラ(ドゥカティ) | 18秒928 |
| 12 | アクセル・バッサーニ(ビモータ・カワサキ) | 19秒198 |
| 13 | トーマス・ブライドウェル(ドゥカティ) | 20秒971 |
| 14 | レミー・ガードナー(ヤマハ) | 22秒646 |
| 15 | アルベルト・スーラ(ドゥカティ) | 23秒884 |
| 16 | ギャレット・ガーロフ(カワサキ) | 25秒213 |
| 17 | ジョナサン・レイ(ホンダ) | 41秒459 |
| 18 | ダニロ・ペトルッチ(BMW) | 44秒126 |
| 19 | ステファノ・マンジ(ヤマハ) | 50秒165 |
| 20 | バハティン・ソフォグル(ヤマハ) | 50秒730 |
| 21 | トワン・スミッツ(ヤマハ) | 51秒822 |
| 22 | マッティア・ラト(ヤマハ) | 52秒858 |