全日本ロードレース選手権第2戦SUGOのST1000決勝は羽田太河(Astemo Pro Honda S I Racing)が優勝した。
好天に恵まれたスポーツランドSUGO。気温は昨日より上昇。路面温度もスタート時には37度まで上がった。
18周のレース。好スタートを切ってホールショットを奪ったのは2番手グリッドの羽田。ポールシッター國峰啄磨(TOHO Racing)、荒川晃大(Astemo Pro Honda SIRacing)、亀井雄大(RTJapan M Auto)、村瀬健琉(Team TITANTKR SUZUKI)、井手翔太(AKENO SPEED.RC KOSHIEN)と続く。
羽田と國峰は後続を引き離しにかかる。単独3番手走行を開始したかに見えた荒川を、村瀬とのバトルに決着をつけた亀井が追いかける。
羽田の背後にピタリとつけて周回を重ねる國峰。荒川は何とか2台を射程距離に捕らえたまま周回。その荒川の射程圏内には亀井。その後方では名越哲平(SDG Team HARC-PRO. Honda)、村瀬、井手、和田留佳(Team TATARA aprilia)、彌榮郡(Kawasaki Plaza Racing Team)がし烈は5位争いを展開。
レース後半。羽田と國峰のテールtoノーズのトップ争いは継続。荒川は亀井を従えたまま前の2台を追いかける。5位争いからは井手と名越が抜け出して一騎打ちを開始。
残り3周。満を持して亀井が荒川をかわして3番手に浮上。
最終ラップ。一時は少し離されかけた國峰は再び羽田のテールにつく。荒川が亀井から3番手を奪い返すべく横に並ぶ。前に出ようとした亀井は痛恨のスリップダウン。
羽田は最後まですきを見せずにトップでゴール。國峰は最後まで諦めなかったものの前に出ることなく2位フィニッシュ。荒川が悠々の3位表彰台。壮絶な4位争いは井手に軍配が上がった。

優勝/羽田太河(Astemo Pro Honda S I Racing)
「昨日の予選で(転倒して)バイクを大破させてしまいました。ほぼ全損でした。今朝までにメカニックたちが直してくれて、今日勝つことができたのでうれしいです。チームやメカニックたちに勝ちで恩返しができました。昨日はバイクがグチャグチャだったので、今日の優勝はいつも以上にうれしいです」

2位/國峰啄磨(TOHO Racing)
「ケガを言い訳にしてもしょうがないです。昨日までは心配していなかったのですが、今日のレースは自分の中で一番心配でした。どうなるかと思っていましたが、及びませんでした。レース後半でミスが多くなりました。行ける状態ではあったのに、ちょっとしたコントロールができませんでした。最低限のことはしたかなと思います。次戦で頑張ります」

3位/荒川晃大(Astemo Pro Honda SIRacing)
「事前テストから流れは悪くなかったです。レースウイークでさらによくなってきたのですが、マシントラブルがありました。今朝までにメカニックが直して、いい状態にしてくれました。まずはそこに感謝したいです。初戦を表彰台で終えることができました。まだ勝負できる位置にいます。これからオートポリスに向けて、しっかり優勝できるように頑張ります」
