全日本ロードレース選手権第2戦SUGOのJ-GP3決勝は尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が優勝した。
昨日の風も弱まり、気温も18度まで上がったJ-GP3クラスの決勝。路面温度も40度を超えた。
ウオームアップラップで飯高新悟(KIJIMA KISS RC with Katsudenki)のマシンがストップ。あえなくスタートする前にレースを終えてしまう。
好スタートで飛び出してレースをリードしたのは尾野。オープニングラップからトップ独走態勢を構築。後方では高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)、テリン・フレミング(BATTLE FACTORY & K1Racing)、若松怜(JAPAN POST docomo Business TP2)、岡崎静夏(JAPAN POST docomo Business TP)、テーシン・インアパイ(AstemoSIRacing withThai Honda)が激しい2位争いを開始。それをポンクン・イアムノイ(AstemoSIRacingwithThaiHonda)、武中駿(Team Plusone)が追いかける。
高杉と若松が入れ替わり立ち替わりセカンド集団のトップに立つ。インアパイ、岡崎もそこここですきをつく。その間にイアムノイと武中が追い付いてセカンドグループは7台に膨れる。
11周目に若松が完全に集団トップに立つとペースを上げて後続を引き離しにかかる。追いかけた高杉も集団から抜け出し、若松、高杉はそれぞれ単独走行の様相。
レース終盤に向けて岡崎、武中、インアパイがペースを上げて高杉との差を詰める。若松は完全に2番手単独走行。高杉、岡崎、武中、インアパイの4台が表彰台争いを開始。17周目に武中がサード集団の先頭に立つ。
一方の尾野は最後までペースを乱すことなく独走優勝。若松も2位単独フィニッシュ。表彰台争いは武中に軍配が挙がった。

優勝/尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「スタートからトップに立つことができて、自分のペースを刻みながら最後までトップを譲ることなく開幕戦でトップチェッカーを受けられたのはよかったです。ただ、後ろから若松選手が来ていました。楽なレースではなかったです。全力でした。この後も楽なシーズンではないなと思うようなレースだったので、引き続き今季もGP3らしいバトルができるように頑張ります」

2位/若松怜(JAPAN POST docomo Business TP2)
「昨年ケガをして岡山、鈴鹿を欠場しました。ここに戻ってこられてよかったです。尾野選手も速かったですし、海外勢もチームメイトも速くてセカンド集団がめずらしく台数が多かったです。表彰台に乗れないかもしれないという状況もありました。でもオフシーズンにトレーニングを重ねたことで、後ろに飲まれてもめげない気持ちになれました。最後までプッシュし続けたことでギャップを作って、尾野選手も少し追い詰めることができました。パーフェクトじゃないけれど、ウイークをとおせばいいかなと思います」

3位/武中駿(Team Plusone)
「率直に3位はうれしいです。レース序盤に8番手まで落ちた場面がありました。でもタイヤが落ちてからのペースに自信がありました。そこから追い上げることができて3位までこられてうれしいです」
