MotoGP第7戦イタリアMoto2クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが、イタリア、中部フィレンツェ地方のムジェロ・サーキットで開催された。路面状況が改善されたプラクティスでは、3名のライダーがコースレコードを更新。最後にトップタイムを記録したのは地元、イタリア人のセレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)だった。日本人ライダー、佐々木歩夢(カレックス)は転倒があったものの7番手でQ2スタート権を獲得。

日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分間行なわれたフリー走行1では、気温20度、路面温度21度、湿度85%、曇りのウエットコンディション。夜の嵐から雨は止んでいたものの、序盤の路面はほぼウエットで始まった。路面は徐々に乾き、タイヤをスリックタイヤに替えて走行するライダーが出始めた中盤、スリックタイヤに替えた直後の佐々木は1コーナーで転倒。このセッションでは、その後の走行はできなかった。

フリー走行1のトップタイムはウエットコンディションを得意とする地元、イタリア人のトニー・アルボリーノ(カレックス)で1分53秒619。2番手はアレックス・エスクリグ(フォワード)1分54秒012。3番手ポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)1分54秒155。

終盤、一時はトップタイムとなった古里太陽(カレックス)は最終13周目に1分56秒864を記録し9番手だった。転倒のあった佐々木は9周目の2分05秒867で25番手。

日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分間で開催されたプラクティスは、気温27度、路面温度36度、湿度55%、ごく僅かなウエットパッチが残ったものの、曇りのドライコンディション。午前スリックタイヤに替えてすぐの転倒があった佐々木だが、このセッションでは298.3km/hのセッション最速スピードをマークした。

序盤は3周目1分50秒215を記録したイザン・グエバラ(ボスコスクーロ)のタイムがトップだったが、終盤に入ると昨年ディオゴ・モレイラが記録したコースレコード1分49秒745が塗り替えられた。最初にコースレコードとなったのはゴンザレスで11周目1分49秒530を叩き出し、昨年のモレイラのタイムを0.215も更新。しかしその後、12周目に1分49秒431を記録したグエバラが再びトップタイムとなる。最後は、トップスピードでも佐々木に続き2番手を記録していたビエッティが、1分49秒420まで記録を伸ばしてトップタイムとなった。

佐々木は10周目1分50秒052を記録し一時は2番手に入り、最終ではトップと0.632秒差の7番手。Q2スタート権を獲得した。古里は、11周目の記録1分51秒282で25番手。トップとの差は1.862秒差だった。

明日は、日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間のフリー走行2が行なわれ、日本時間午後8時40分(現地時間午後1時40分)から15分間の予選Q1が開催される。古里はQ1からの参戦。プラクティス15番手以下のライダーによって争われるQ1でトップ4に入ると予選Q2へ進出できる。

続いて、日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)からは15分間で予選Q2が始まる。佐々木はQ2からの参戦。今日のプラクティスではトップ14が1秒以内という接戦が繰り広げられているため、明日の予選も激しいものになりそうだ。

MotoGP第7戦イタリアMoto2プラクティス
順位 ライダー 車両 タイム セッション
1 セレスティーノ・ビエッティ ボスコスクーロ 1分49秒420 P
2 イザン・グエバラ ボスコスクーロ 1分49秒431 P
3 マニュエル・ゴンザレス カレックス 1分49秒530 P
4 フィリップ・サラッチ カレックス 1分49秒584 P
5 アロンソ・ロペス カレックス 1分49秒758 P
6 アレックス・エスクリグ フォワード 1分50秒007 P
7 佐々木歩夢 カレックス 1分50秒052 P
8 ダビド・アロンソ カレックス 1分50秒054 P
9 イバン・オルトラ カレックス 1分50秒142 P
10 セナ・アギウス カレックス 1分50秒162 P
25 古里太陽 カレックス 1分51秒282 P